総合型・推薦型選抜エクストラ11月25日号

12月中旬～１月で出願の間に合う国公立大共テ併用型の2023学校推薦型選抜

総合型選抜情報

◆2022年12月中旬(12月10日前後)以降でエントリー・出願の間に合う2023総合型選抜

（１）私立大東日本

私立大の総合型選抜は、９月中旬～11月のほぼ２か月半で終了しているが、出願が本年12月中旬以降でまだ出願準備が間に合う私立大もかなり残っているので、今号では該当する東日本の主な大学・学部をご紹介する（募集人員・出願期間等の詳細は弊社の総合型選抜年鑑を参照してほしい）。なお、次号では西日本の私立大情報をお伝えする。

＜北海道＞: 育英館大＝情報メディア(自己推薦)、札幌大(自己推薦選抜)＝地域共創学群、札幌大谷大＝芸術(音楽)、札幌学院大(リフレクション入試＜自己ＰＲ重視型＞)＝心理・人文・法・経済経営、札幌保健医療大＝保健医療、星槎道都大＝経営・社会福祉・美術、日本医療大＝保健医療・総合福祉、北翔大＝教育文化・生涯スポーツ、北洋大＝国際文化、北海商科大＝商、北海道医療大＝薬・歯・看護福祉(福祉マネジメント)・心理科学、酪農学園大＝農食環境学群(自己推薦)
＜東北地区＞: 青森大＝総合経営・社会・ソフトウェア情報・薬、八戸工業大＝工・感性デザイン、弘前学院大＝文・社会福祉・看護、尚絅学院大＝人文社会学群、心理・教育学群、仙台白百合女子大＝人間、仙台大＝体育(総合型選抜)、東北生活文化大＝家政・美術、東北文化学園大(自己アピール入試・スポーツ特別入試)＝現代社会・経営法・工・医療福祉、東北文教大＝人間科学、医療創生大＝薬・看護・健康医療科学・心理、郡山女子大＝家政、東日本国際大＝経済経営・健康福祉、福島学院大＝福祉
＜茨城県＞: 茨城キリスト教大＝文・経営・生活科学・看護、筑波学院大＝経営情報
＜栃木県＞: 足利大＝工、宇都宮共和大＝シティライフ・子ども生活、作新学院大＝経営・人間文化、文星芸術大＝美術
＜群馬県＞: 関東学園大＝経済、桐生大＝医療保健、群馬パース大＝看護・医療技術・リハビリテーション、上武大＝ビジネス情報、高崎健康福祉大＝農、高崎商科大(専願型・併願型)＝商
＜埼玉県＞: 浦和大＝社会・こども、共栄大＝国際経営・教育、埼玉学園大＝人間・経済経営、埼玉工業大＝工・人間社会、十文字学園女子大＝人間生活・教育人文・社会情報デザイン、城西大＝経済・現代政策・経営・薬、尚美学園大＝芸術情報・総合政策・スポーツマネジメント、駿河台大＝法・経済経営・メディア情報・心理・スポーツ科学(スクール型／スポーツプレゼン型)、聖学院大(課題方式入試・英語特別入試)＝政治経済・人文・心理福祉、西部文理大＝看護(対話型)、東京国際大＝商・経済・言語コミュニケーション・国際関係・人間社会・医療健康(ＡＯ入試／資格者ＡＯ入試)、東都大＝ヒューマンケア・管理栄養・幕張ヒューマンケア・沼津ヒューマンケア、東邦音楽大＝音楽、日本医療科学大＝保健医療、日本保健医療大＝保健医療(課題解決型・自己推薦型)、日本薬科大＝薬、文教大＝情報(情報社会‐適性評価型)、平成国際大＝法・スポーツ健康、武蔵野学院大＝国際コミュニケーション、ものつくり大＝技能工芸(ものづくり特待生・女子スカラシップ入試)
＜千葉県＞: 愛国学園大＝人間文化、植草学園大＝発達教育、江戸川大＝社会・メディアコミュニケーション、川村学園女子大＝文・教育・生活創造、敬愛大＝経済・国際・教育、国際武道大＝体育、三育学院大＝看護、淑徳大＝総合福祉・コミュニティ政策・教育・看護栄養・人文・経営、城西国際大＝経営情報・国際人文・福祉総合・薬・メディア・観光・看護、聖徳大＝教育、心理・福祉、文、人間栄養、音楽、清和大＝法、千葉商科大(一般＜検定資格評価型／活動評価型＞、文化・スポーツ実績)＝商経・政策情報・サービス創造・人間社会・国際教養、中央学院大(一般、スポーツ・文化)＝商・法・現代教養、東京基督教大＝神、東京情報大(総合型選抜)＝総合情報・看護、明海大＝外国語・経済・不動産・保健医療・ホスピタリティツーリズム(以上スポーツ・文化活動／ＡＯ基礎学力型)・歯(自己推薦)、流通経済大＝経済・社会・流通情報・法・スポーツ健康科学、麗澤大＝国際(課題プレゼン型)、外国語(グループディスカッション型)
＜東京都＞: 亜細亜大(スポーツ・文化活動入試)＝経営・経済・法・国際関係・都市創造、嘉悦大＝経営経済、国立音楽大＝音楽、恵泉女学園大(語学検定型選抜)＝人文・人間社会、国士舘大＝政経・文・法・理工・21世紀アジア・経営、こども教育宝仙大＝こども教育、駒沢女子大＝人間総合学群、白梅学園大＝子ども、杉野服飾大＝服飾、高千穂大＝商・経営・人間科学、多摩大＝経営情報・グローバルスタディーズ、帝京科学大＝生命環境・医療科学・教育人間科学、帝京平成大＝薬・人文社会・ヒューマンケア・健康メディカル・健康医療スポーツ、デジタルハリウッド大(総合型選抜・特待生選考)＝デジタルコミュニケーション、東京有明医療大＝保健医療、東京医療保健大＝医療保健(医療情報・医療栄養)、東京家政大(自己推薦型ＡＯ入試)＝家政(造形表現)、東京家政学院大(課題探究型・探究活動報告型)＝現代生活、東京経済大(スカラシップ選抜)＝経済・経営・コミュニケーション・現代法、東京工芸大＝工、東京女子体育大＝体育、東京聖栄大(自己推薦型)＝健康栄養、東京富士大＝経営、東京未来大(ＡＯ型)＝こども心理・モチベーション行動科学、日本女子体育大＝体育(ダンス以外)、日本体育大(トップアスリート入試)＝体育・スポーツ文化・スポーツマネジメント、明治大(公募制特別入試＜大学入学共通テスト利用＞)＝商、ルーテル学院大＝総合人間、和光大＝現代人間・表現・経済経営
＜神奈川県＞: 神奈川大(スポーツ・音楽推薦)＝全学部、相模女子大＝学芸・人間社会、松蔭大＝経営文化・コミュニケーション文化・観光メディア文化、湘南医療大＝保健医療、湘南工科大(課題レポート方式)＝工、昭和音楽大＝音楽、洗足学園音楽大＝音楽、鶴見大＝歯、田園調布学園大(課題提出型・活動報告型)＝人間福祉・子ども未来・人間科学、東洋英和女学院大(専願型３月)＝人間科学・国際社会、横浜商科大＝商、横浜美術大＝美術、横浜薬科大＝薬
＜甲信越地区＞: 健康科学大＝健康科学・看護、山梨英和大＝人間文化、清泉女学院大(ＡＯ方式)＝人間、松本歯科大＝歯、敬和学園大＝人文、敬和学園大＝人文、長岡大＝経済経営、長岡崇徳大(新潟県特別選抜)＝看護、新潟医療福祉大(スポーツ重視型)＝リハビリテーション(理学療法・作業療法・義肢装具自立支援・鍼灸健康)・医療技術(視機能科学・救急救命)・健康科学(健康スポーツ)・社会福祉・医療経営管理、新潟経営大＝経営情報、新潟工科大＝工、新潟産業大＝経済、新潟食料農業大＝食料産業、新潟薬科大＝応用生命科学

学校推薦型選抜情報

◆12月中旬～１月で出願の間に合う国公立大共テ併用型の2023学校推薦型選抜

国公立大で共通テストを課さない学校推薦型選抜は、あらかた11月中に終了する。しかし、共テ併用型では2022年12月中旬～2023年１月の出願設定が相当数あり、まだ準備の間に合うケースがある。それらの主な大学・学部と募集人員（カッコ内は出願期間）をまとめてご紹介しておく（詳細は弊社の学校推薦型選抜年鑑を参照してほしい）。

＜国立大＞

■小樽商科大: 商昼95人（１月12日～19日）
■室蘭工業大: 理工昼＝創造工52人・システム理化学38人(１月23日～30日)
■秋田大: 国際資源13人、教育文化43人、医＝医（12月13日～19日）
■山形大: 人文社会科学28人、医＝看護20人（１月16日～19日）
■福島大: 人文社会昼74人(12月13日～16日)
■宇都宮大: 農＝森林科学４人（１月31日～２月２日）
■東京海洋大(選抜Ａ): 海洋生命科学＝海洋政策文化２人(１月23日～２月３日)
■東京工業大: 理学院８人(12月19日～21日)
■東京農工大: 農32人、工33人（１月19日～１月25日）
■一橋大: 商15人・経済15人・法10人・社会10人、ソーシャル・データサイエンス５人（１月23日～２月３日）
■横浜国立大: 理工＝化学・生命系33人（１月16日～20日）
■山梨大: 医＝医15人（12月14日～22日）
■信州大: 経法30人(12月19日～23日)
■上越教育大: 学校教育50人（12月２日～９日）
■金沢大: 医＝医27人（12月16日～22日）
■福井大: 教育24人、医30人、国際地域10人（12月12日～16日）
■岐阜大: 教育55人、地域科学10人、社会システム経営学環15人、応用生物科学29人（12月20日～23日、）、工74人、医＝医55人（１月17日～１月20日）
■静岡大: 人文社会科学昼54人、人文社会科学夜35人、教育55人、情報18人、理29人、グローバル共創科学20、工49人、農38人（１月23日～31日）
■名古屋大: 法45人、経済40人、教育10人、情報22人、理50人、医＝医12人・保健74人、工69人、農34人（１月17日～20日）
■名古屋工業大: ＜一般推薦＞工＝高度工学教育60人、創造工学教育15人（１月17日～20日）
■三重大: 人文(推薦Ｃ)＝文化５人、法律経済10人（１月17日～20日）、教育（学校‐家政）３人、教育(地域推薦)＝若干、医＝医40人・看護20人（12月14日～29日）、工＝総合工＜機械工＞10人(１月17日～20日)
■京都工芸繊維大: 工芸科学一般90人・地域創生７人(１月18日～25日)
■神戸大: 医（地域特別枠）＝医10人（１月10日～18日）、経済50人(12月15日～20日)
■兵庫教育大: 学校教育50人（12月２日～９日）
■奈良女子大: 文＝人間科学(子ども教育)12人、理15人、生活環境26人、工５人（12月16日～23日）
■和歌山大: 教育(一般推薦)30人(12月20日～22日)、システム工30人、社会インフォマティクス学環10人(12月13日～15日)
■鳥取大: 地域７人、工18人、農＝生命環境農38人（１月17日～20日）、農＝共同獣医５人（12月７日～13日）
■岡山大: 経済昼49人（１月16日～20日）
■広島大: 医(ふるさと枠)＝医18人(12月５日～９日)
■山口大: 人文30人、教育33人、理９人、医＝医42人・保健18人、工57人、共同獣医３人（12月13日～16日）
■徳島大: 総合科学45人、歯＝歯10人・口腔保健5人、薬10人、理工昼143人、医＝医37人・医科栄養13人・保健33人、生物資源産業22人（１月17日～20日）
■鳴門教育大: 学校教育15人（12月12日～16日）
■香川大: 法昼30人、経済昼45人、創造工47人、農20人（１月16日～１月20日）
■愛媛大: 工64人（12月５日～12月９日）
■高知大: 人文社会科学＝社会科学５人(12月５日～12月８日)、教育32人、農林海洋科学17人（１月16日～20日）
■九州工業大: 工21人（１月16日～23日）
■長崎大: 歯10人、医＝医(要項確認)・保健20人、薬10人、情報データ科学12人、工30人、環境科学22人（12月12日～20日）
■熊本大: 教育59人、医＝医23人・保健36人、薬25人、工111人（１月16日～20日）
■宮崎大: 教育＝学校教育‐小学校主免15人・中学校主免７人・発達支援教育＜子ども理解＞３人(12月16日～20日)
■鹿児島大: 法文＝法経社会47人・人文33人、教育38人、理＝理20人、医＝医18人、歯８人、共同獣医２人、工67人（１月17日～19日）

◆12月中旬～１月で出願の間に合う公立大共テ併用型の2023学校推薦型選抜

ここでは本年12月中旬～１月でまだ出願の間に合う公立大の共テ併用型の情報をご紹介する（詳細は弊社の学校推薦型選抜年鑑を参照してほしい）。

＜公立大＞

■宮城大

看護24人、事業構想40人、食産業28人（12月13日～20日）

■秋田公立美術大

美術５人(12月13日～20日)

■秋田県立大

推薦III→生物資源科学12人、システム科学技術26人（12月19日～23日）

■福島県立医科大

医＝医50人（12月16日～22日）

■高崎経済大

地域政策45人（１月４日～12日）

■横浜市立大

国際教養30人、国際商15人、理10人（１月10日～20日）

■都留文科大

教養＝学校教育15人・地域社会10人、文＝比較文化18人・国際教育若干（１月10日～１月23日）

■長野県看護大

看護８人(１月19日～25日)

■公立小松大

(一般推薦)　生産システム科学７人、保健医療＝看護２人・臨床工３人、国際文化交流７人(12月14日～23日)

■岐阜県立看護大

看護12人（１月16日～22日）

■岐阜薬科大

薬18人（１月16日～20日）

■静岡県立大

国際関係12人、薬¬20人（１月17日～23日）

■愛知県立大

外国語44人、看護25人、情報科学18人（１月17日～23日）

■名古屋市立大

医＝医34人(１月４日～20日)、薬19人、経済40人、芸術工12人、看護55人、データサイエンス27人（１月16日～20日）

■京都府立医科大

医＝医７人（１月18日～２月３日）

■大阪公立大

商８人（１月10日～１月13日）

■兵庫県立大

工37人（１月16日～20日）

■奈良県立医科大

医＝医38人（12月14日～16日）

■和歌山県立医科大

医24人、薬30人（12月12日～19日）

■公立鳥取環境大

環境10人、経営10人(１月20日～１月30日)

■新見公立大

健康科学＝健康保育25人・看護25人（１月16日～21日）

■高知工科大

特待生区分→全学群＝若干（12月13日～20日）

■宮崎公立大

人文＝国際文化20人（１月16日～１月23日）

ニュースフラッシュ

◆2022年度学校基本調査速報のポイント概要

2022年度の学校基本調査速報が先ごろ公表された。今回の公表項目は学校数、学級数、学校種ごとの在学者数・教職員数に限定したものだが、その概要をお知らせする。

（１）初等中等教育機関、専修学校・各種学校

＜在学者数＞

●幼稚園は92万３千人で、前年度より８万６千人減少。

●幼保連携型認定こども園は82万１千人で、前年度より２万４千人減少し、過去最少。

●小学校は615万５千人で、前年度より７万２千人減少し、過去最少。

●中学校は320万５千人で、前年度より２万４千人減少し、過去最少。

●義務教育学校は６万８千人で、前年度より９千２百人増加氏、過去最多。

●高等学校は295万７千人で前年度より５万１千人減少。

●中等教育学校は３万３千人で、前年度より２千３百人増加し、過去最多。

●特別支援学校は14万９千人で、前年度より２千３百人増加し、過去最多。

●専修学校は63万６千人で、前年度より２万７千人減少。

●各種学校は10万２千人で、前年度より４百人減少し、過去最少。

＜教員数＞

教員全体に占める女性の割合は、中学校で44.3％(前年比0.3ポイント上昇)、高等学校で33.1％(同0.2ポイント上昇)、特別支援学校で62.6％(同0.3ポイント上昇)となり、それぞれ過去最高となった。

（２）高等教育機関

＜学校数＞

大学数(大学院大学含む)は前年より４校増(公立３校、私立１校)の807校。内訳は国立86校、公立101校、私立620校。短期大学は私立が６校減少して全体数は309校。高等専門学校は前年と同じ57校。専門学校は公立が４校、私立が32校減少して計2,718校。　設置別の私立の割合をみると、大学は76.8％、短大は95.5％ときわめて高い。

＜在学者数＞

●大学全体の在学者数は293万１千人で、前年度より１万３千人増加し過去最多。うち学部は263万２千人で、前年度より６千７百人増加し過去最多。大学院は26万２千人で、前年度より４千７百人増加。

●大学学部の女子学生は120万１千人で、前年度より４千５百人増加し過去最多。女子学生の比率は45.6％と前年と同率で過去最高を持続。

●短期大学学生数は９万５千人で、前年度より７千５百人減少。

●高等専門学校学生数は５万７千人で、前年度より２百人減少。

●専門学校生徒数は58万２千人で、前年度より２万６千人減少。