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AO・推薦入試エクストラ12月10日号

26年1月以降で出願の間に合う2014AO入試(1)私立大東日本

AO入試情報

◆26年1月以降で出願の間に合う2014AO入試(1)私立大東日本

私立大のAO入試は、8月~11月の4か月間でほぼ終了しているが、出願が翌年1月以降でまだ出願準備が間に合う私立大もかなりあるので、今号では該当する東日本の大学・学部をまとめておこう(募集人員等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。なお、次号では西日本の私立大情報をお伝えする。

<北海道>
旭川大経済・保健福祉(経済はAOスポーツ入試含む)、札幌国際大人文・観光・スポーツ人間、道都大社会福祉・経営・美術、千歳科学技術大総合光科学(eラーニング体験型)、苫小牧駒澤大国際文化、函館大商、北翔大教育文化・生涯スポーツ、北海道医療大歯・看護福祉、北海道科学大工・保健医療・未来デザイン
<東北地区>
青森大経営・ソフトウェア情報・社会・薬、青森中央学院大経営法、八戸大ビジネス・人間健康、八戸工業大工・感性デザイン、弘前学院大文・社会福祉、富士大経済、仙台大体育、奥羽大歯・薬、郡山女子大家政、東日本国際大経済情報・福祉環境、福島学院大福祉
<茨城県>
筑波学院大経営情報、つくば国際大産業社会
<栃木県>
足利工業大工、宇都宮共和大シティライフ・子ども生活、作新学院大経営・人間文化、文星芸術大美術
<群馬県>
関東学園大経済、上武大ビジネス情報、高崎商科大商
<埼玉県>
浦和大総合福祉・こども、共栄大国際経営、埼玉学園大人間・経済経営、埼玉工業大工・人間社会、十文字学園女子大人間生活、城西大経済・現代政策・経営・薬、尚美学園大芸術情報・総合政策、駿河台大法・経済経営・メディア情報・現代文化・心理、聖学院大政治経済・人文・人間福祉、西部文理大サービス経営、東京国際大商・経済・言語コミュニケーション・国際関係・人間社会、日本工業大工、日本薬科大薬、人間総合科学大人間科学・保健医療、平成国際大法、武蔵野学院大国際コミュニケーション、ものつくり大技能工芸
<千葉県>
愛国学園大人間文化、植草学園大発達教育・保健医療、江戸川大社会・メディアコミュニケーション、国際武道大体育、敬愛大経済・国際、清和大法、淑徳大総合福祉・コミュニティ政策・教育・看護栄養・人文・経営、城西国際大経営情報・国際人文・福祉総合・薬・メディア・観光・環境社会・看護、清和大法、千葉経済大経済、千葉商科大商経・政策情報・サービス創造、中央学院大商・法、東京情報大総合情報、日本橋学館大リベラルアーツ、明海大外国語・経済・不動産・ホスピタリティツーリズム・歯、流通経済大経済・社会・流通情報・法・スポーツ健康科学、了徳寺大健康科学

◆26年1月以降で出願の間に合う2014AO入試(1)私立大東日本

ここでは東日本の私立大のうち、出願が翌年1月以降でまだ出願準備が間に合う東京都・神奈川県・山梨県・長野県・新潟県の大学・学部をまとめておこう(募集人員等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。

<東京都>
上野学園大音楽、嘉悦大経営経済・ビジネス創造、杏林大総合政策・外国語、国士舘大文・理工・21世紀アジア、駒沢女子大人文、産業能率大情報マネジメント、多摩大経営情報・グローバルスタディーズ、高千穂大商・経営・人間科学、東京有明医療大保健医療、帝京科学大生命環境・医療科学・こども、デジタルハリウッド大デジタルコミュニケーション、東京工芸大工・芸術、東京純心大現代文化、東京女子体育大体育、東京未来大こども心理・モチベーション行動科学、東京富士大経営、東洋学園大グローバルC・人間科学・現代経営、日本文化大法、ヤマザキ学園大動物看護、立正大地球環境科学・仏教
<神奈川県>
相模女子大学芸・人間社会、松蔭大経営文化・コミュニケーション文化・観光メディア文化、湘南工科大工、鶴見大歯、田園調布学園大人間福祉・子ども未来、桐蔭横浜大法・医用工・スポーツ健康政策、横浜商科大商、横浜創英大こども教育、横浜薬科大薬
<甲信越地区>
山梨学院大法・現代ビジネス・経営情報、山梨英和大人間文化、長野大社会福祉・環境ツーリズム・企業情報、松本歯科大歯、敬和学園大人文、長岡大経済経営、新潟経営大経営情報、新潟産業大経済、新潟青陵大看護福祉心理、新潟薬科大応用生命科学、新潟リハビリテーション大医療

推薦入試情報

◆12月下旬~1月で出願の間に合う国公立大の2014推薦入試

国公立大でセ試を課さない推薦入試は、あらかた11月中に終了する。しかし、セ試併用型では12月下旬~1月の出願設定が相当数あり、まだ準備の間に合うケースがある。それらの大学・学部と募集人員(カッコ内は出願期間)をまとめてご紹介しておく(詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

■小樽商科大
商昼=90人(1月16日~23日)
■室蘭工業大
工昼=84人(1月22日~28日)
■秋田大
教育文化=15人、医=医40人・保健26人、理工=47人、国際資源=13人(12月19日~26日)
■山形大
理=32人、工=35人(1月20日~23日)
■宇都宮大
農=農業環境工4人(1月20日~24日)
■東京外国語大
言語文化=12人(1月14日~23日)
■東京医科歯科大
医=医4人(1月20日~27日)
■東京農工大
農=32人、工=34人(1月17日~23日)
■一橋大
商=15人(1月27日~1月31日)
■横浜国立大
理工=35人(1月23日~29日)
■岐阜大
医=医40人(1月22日~24日)
■静岡大
人文社会科学昼=61人、教育=72人、情報=17人、理=24人、工=46人、農=26人(1月27日~1月31日)
■愛知教育大
教育=61人(1月20日~24日)
■名古屋大
法=45人、情報文化=16人、理=50人、医=医12人・保健74人、工=74人、農=34人(1月21日~24日)
■名古屋工業大
工1部=一般推薦75人(1月21日~24日)
■神戸大
医=医10人(1月21日~29日)
■和歌山大
教育=23人、システム工=35人(1月7日~9日)
■鳥取大
地域=9人、工=30人(1月21日~24日)
■島根大
総合理工=39人(1月20日~24日)
■岡山大
経済昼=40人、歯=10人(1月20日~24日)
■徳島大
総合科学=50人、歯=15人、薬=10人、工昼=160人、医=医42人・医科栄養10人・保健33人(1月21日~24日)
■香川大
法昼=30人、経済昼=37人、工=26人(1月20日~24日)
■高知大
教育=22人、農=45人(1月21日~24日)
■九州工業大
工=13人、情報工=10人(1月22日~27日)
■熊本大
教育=20人、医=医20人・保健21人、薬=20人、工=90人(1月20日~23日)
■鹿児島大
法文=82人、教育=37人、医=医17人、歯=5人、共同獣医=3人、工=54人(1月21日~23日)
■秋田県立大
推薦C→生物資源科学=12人、システム科学技術=21人(1月6日~10日)
■高崎経済大
経済=30人、地域政策=45人(1月6日~14日)
■横浜市立大
国際総合科学=35人(1月14日~25日)
■都留文科大
文=初等教育15人、比較文化10人(1月14日~27日)
■岐阜薬科大
薬=18人(1月20日~24日)
■静岡県立大
国際関係=12人、薬¬=20人(1月21日~27日)
■愛知県立大
外国語=43人(1月20日~24日)
■名古屋市立大
医=医25人、薬=14人、経済=30人、芸術工=12人、看護=17人(1月20日~24日)
■京都府立医科大
医=医7人(1月22日~27日)
■大阪市立大
商=6人、医=看護10人、生活科学=25人(1月20日~24日)
■大阪府立大
現代システム科学=47人、生命環境科学=24人(1月21日~24日)
■兵庫県立大
経済=商業科等推薦5人(1月6日~10日)
■新見公立大
看護=12人(1月20日~24日)

私立大:12月下旬~1月以降で出願の間に合う2014推薦入試(1)東日本

私立大の公募推薦入試は、11月~12月上旬にあらかた終了するが、12月20日~1月以降でも出願の間に合うケースがかなり残っている。今号では東日本の私立大・学部をご紹介しておく。複数区分を実施する場合、対象となる推薦区分も併記するが、一般推薦のみのケースについては特に表記しない(募集人員・日程等の詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<北海道>
札幌大地域共創学群=課外活動・自己推薦、札幌学院大全学部=課外活動、道都大全学部=スポーツ・自己推薦、函館大商=専門課程、北海道情報大経営情報・医療情報・情報メディア=一般・専門課程、稚内北星学園大情報メディア、酪農学園大全学群(獣医学類除く)=自己推薦
<東北>
岩手医科大歯・薬、東北文化学園大全学部=自己推薦、東北公益文化大公益=一般・特定教科・有資格者・課外活動、いわき明星大全学部=自己推薦
<関東>
共愛学園前橋国際大国際社会=一般・課外活動・宗教関連、浦和大総合福祉・こども=一般・専門課程・自己推薦、共栄大教育=自己推薦、聖学院大全学部=スポーツ推薦、日本保健医療大保健医療、敬愛大経済・国際、千葉商科大全学部=一般・特定教科・有資格者・課外活動・専門課程、明海大全学部(歯以外)=課外活動、流通経済大全学部=有資格者・自己推薦、同スポーツ健康科学=スポーツ推薦、亜細亜大全学部=スポーツ推薦、国士舘大全学部=スポーツ推薦、高千穂大全学部、東洋学園大全学部、法政大グローバル教養=自己推薦、相模女子大全学部=同窓子女、松蔭大全学部、鶴見大歯、横浜創英大看護・こども教育、横浜美術大美術=自己推薦
<甲信越>
健康科学大健康科学=自己推薦、身延山大仏教=宗教関連、敬和学園大人文=スポーツ推薦、新潟経営大経営情報=スポーツ推薦、新潟産業大経済=自己推薦

ニュースフラッシュ

◆2015年、東北に新医学部の認可方針を公表

下村文部科学相は、11月29日、2015年春にも東北に医学部の新設を認可する基本方針を公表した。東北の復興支援を医師不足解消のための特別措置と位置づけ、1校限定で認める。衆知のとおり、医学部新設は1979年の琉球大以来36年ぶりのこととなる。

新医学部開設に際しては、入学定員や奨学金に「地域枠」を設け、相当数の卒業生が東北で勤務することを想定し、関連予算を今年度補正予算に計上する。

東北での医学部新設については、すでに仙台市の東北福祉大と東北薬科大の2校、それと仙台厚生病院が構想を公表している。うち東北薬科大と仙台厚生病院は、患者の複数の病気をみる「総合診療医」や災害医療ができる医師を育成し、卒業後に一定期間、地元に勤める枠を10~30人ほど設ける計画だ。

しかし、医学部の教員確保には困難が予想される。収容定員61~80人までの規模なら専任教員だけで140人、非常勤まで含めるとゆうに200人以上の医師が必要となるためだ。「教員に地元の医師が引き抜かれる懸念があり、地域医療が混乱する」などの理由から反対論も根強い。そのため、基本方針では在宅医療など地元ニーズに合せた医師養成を進める、教員となる医師を全国公募する、といった条件のもとで1校に絞る考えだ。仮に大学側の準備が2015年春に間に合わない場合は、「後ろ倒しなど、柔軟に対応する」としている。

文部科学省は、医師の供給過剰で質が低下するのを防ぐため、医学部の新設申請を受け付けないよう告示で定めている。同省は「今回限りの措置」と明記する形で告示を改正する予定だが、一方で東北以外の新設にも含みを持たせており、今後の展開が注目される。

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

◆AO入試(9):合格対策の必須ポイント(1)面接

全国の高校進路指導部では、一般入試戦線に向けての総仕上げのかたわら、早期にAO合格を果たした生徒のフォローにも大学と連携しつつ苦心されていることだろう。今号では、翌年度のAO入試に向けて、合格対策の中で最も重要である「面接」について、その概要と対策を整理しておくので、今後の指導に生かしてほしい。

まず、AO入試ではどのような選考パターンであれ、どの地区であれ、必ず面接を実施するケースが大半を占める。究極の人物重視型であるAO入試では、面接結果が合否判定を大きく左右する。その実施形態は個別・集団の2タイプに分かれ、全般的には個別が多いが、国立大や一部の私立大では討論を主とした集団面接を実施するケースもかなりある。 面接に際しては、事前に面接カードを記入させたり、口頭試問用の課題を与えたりするケースもあるが、一般的に面接の質問は(1)一般事項、(2)学力に関する口頭試問の2つに大別できる。

<一般事項>
  • (1)本人の特性に関する事柄=長所・短所、健康状況、趣味、学習興味分野など、
  • (1)本人の特性に関する事柄=長所・短所、健康状況、趣味、学習興味分野など、
  • (3)教養・一般常識=尊敬する人物、印象に残った本、時事的意見、専攻分野の知識、大学提示の課題など
  • (4)志望動機等=志望理由、入学意志の確認、入学後の抱負、卒業後の希望進路など、

の4項目に大別できるが、とりわけ志望理由と入学目的、将来の進路と計画、高校生活の状況などが重視される傾向にある。これらの質問・応答を通して、大学側は学問・研究や大学生活に対する意欲や資質、人物・人間性、将来性などを総合的に検証するわけである。

従って、生徒の指導に当たっては、ふだんから大学進学への理念や目的を明確にすると共に、それに対するふさわしい学習や活動を目ざす生活を確立する姿勢を身につけさせる必要がある。生徒自身のキャリアと個性の形成が、AO入試攻略の大きな原動力になる。

<学力に関する口頭試問>

AO入試における学力把握措置が明確化されて以来、基礎学力をみる口頭試問は私立大でも比重を増している。文系よりは理系でその比重が高く、学科・専攻関連の基礎学力(理系は英語・数学・理科が中心)を試問したり、簡単な実験作業を課したりするケースもある。これらの応答・作業を通して、受験者の素質、思考力、表現力、意欲などを多角的に把握しようとする。

そのため、ふだんの学習の中で、問題解決を論理的に思考し、第三者に分かりやすく説明できる能力を身につけるよう指導しておくことが大切になる。

そして、実際の面接ではマナーや言葉づかいなども重要な要素になる。ふだんの高校生活の中でも、こうした事柄に留意して生徒を育てることによって、生徒にAO面接への豊かな対応力を身につけさせることができるだろう。

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