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AO・推薦入試エクストラ12月10日号

西日本私立大:平成29年1月以降で出願の間に合う2017AO入試(1)

AO入試情報

◆西日本私立大:平成29年1月以降で出願の間に合う2017AO入試(1)

前号の東日本私立大情報に続いて、今号では出願が29年1月中旬以降でまだ間に合う西日本の主な私立大・学部のAO入試情報をご紹介する(募集人員・日程等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。

<北陸地区>
金沢学院大=文・経営情報・芸術、北陸大=国際コミュニケーション・経済経営(スポーツAO)、北陸学院大=人間総合
<東海地区>
朝日大=法・経営・歯、岐阜経済大=経済・経営、岐阜女子大=家政・文化創造、中京学院大=経営(一能一技AO、学業特待生AO、自己推薦AO)、東海学院大=人間関係・健康福祉、静岡英和学院大=人間社会、静岡産業大=経営・情報、静岡福祉大=社会福祉・子ども、静岡理工科大=理工・情報、浜松学院大=現代コミュニケーション、愛知産業大=経営・造形、愛知文教大=人文、星城大=経営(自己アピール型)、同朋大=文・社会福祉、名古屋音楽大=音楽、名古屋経済大=経済・経営・法・人間生活科学、名古屋商科大=コミュニケーション・商・経済・経営、名古屋文理大=情報メディア・健康生活、人間環境大=人間環境、四日市大=環境情報・総合政策
<関西地区(1)滋賀・京都・大阪>
京都光華女子大=こども教育・キャリア形成・健康科学、京都ノートルダム女子大=人間文化・現代人間、種智院大=人文、平安女学院大=国際観光・子ども教育(得意技入試)、大阪学院大=商・経営・経済・法・外国語・国際・情報、大阪観光大=観光・国際交流、大阪経済法科大=経済・法・国際、大阪人間科学大=人間科学、関西福祉科学大=心理科学・教育・社会福祉・健康福祉(健康科学)、羽衣国際大=現代社会・人間生活、東大阪大=こども、プール学院大=教育

◆西日本私立大(続):29年1月中旬以降で出願の間に合う2017AO入試(2)

ここでは29年1月中旬以降でまだ出願の間に合う西日本私立大のうち、関西地区(2)、中国地区、四国地区、九州地区の主な私立大・学部のAO入試情報をご紹介する(募集人員・日程等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。

<関西地区(2)兵庫・奈良・和歌山>
芦屋大=臨床教育・経営教育、大手前大=総合文化・メディア芸術・現代社会、神戸医療福祉大=社会福祉、神戸海星女学院大=現代人間、甲子園大=栄養(フードデザイン/課題型)・心理、神戸国際大=経済、神戸山手大=現代社会、宝塚医療大=保健医療、流通科学大=商・経済・人間社会、兵庫大=看護・健康科学・生涯福祉・現代ビジネス、帝塚山大=文・経済・経営・法・心理・現代生活、奈良大=文(地理)・社会
<中国地区>
岡山商科大=法・経済・経営、環太平洋大=次世代教育・体育・経営、吉備国際大=社会科学・保健医療福祉・心理・地域創成農・アニメーション文化・外国語、倉敷芸術科学大=芸術・産業科学技術・生命科学、山陽学園大=総合人間、エリザベト音楽大=音楽、広島国際学院大=工・情報文化、福山平成大=経営・福祉健康、東亜大=人間科学・医療・芸術、徳山大=経済・福祉情報、梅光学院大=文・子ども
<四国地区>
徳島文理大=薬・人間生活・総合政策・保健福祉・香川薬・理工・文・音楽、四国大(自己推薦型)=文・経営情報・生活科学・看護、四国学院大=文・社会福祉・社会、高松大=発達科学・経営、松山東雲女子大=人文科学
<九州地区>
九州共立大=経済、九州国際大=法・現代ビジネス、九州情報大=経営情報、九州女子大=人間科学・家政、久留米工業大=工、西日本工業大=工・デザイン、福岡歯科大=口腔歯、福岡女学院大=人文・人間関係、西九州大=健康栄養・健康福祉・リハビリ・子ども、活水女子大=文・音楽・健康生活、長崎ウエスレヤン大=現代社会、長崎国際大=人間社会・薬、長崎純心女子大=人文、長崎総合科学大=工・総合情報、平成音楽大=音楽、日本文理大(自己推薦型)=経済経営・工(工はジュニアマイスター型含む)、別府大=文・国際経営・食物栄養科学、九州保健福祉大=社会福祉・保健科学・薬・生命医科学、宮崎国際大=国際教養・教育、鹿児島国際大=経済・国際文化、志學館大=人間関係・法、第一工業大=工

推薦入試情報

◆私立大:12月下旬~1月以降で出願の間に合う2017推薦入試(1)北海道・東北~関東甲信越

私立大の公募推薦入試は、11月~12月上旬におおむね終了するが、12月20日~1月以降でも出願の間に合うケースがかなり残っている。今号ではそれらの私立大・学部をご紹介しておく。複数区分を実施する場合、対象となる推薦区分も併記するが、一般推薦のみのケースについては特に表記しない(募集人員・日程等の詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<北海道地区>
札幌大地域共創学群=課外活動・自己推薦、札幌大谷大芸術=自己推薦、札幌学院大全学部=スポーツ・課外活動/法・経営=自己推薦、星槎道都大全学部=一般推薦・奨学生・スポーツ・同窓会、函館大商=一般推薦・専門課程、北海道科学大全学部=一般推薦・特定教科、北海道情報大経営情報・医療情報・情報メディア=一般推薦・専門課程、稚内北星学園大情報メディア、酪農学園大全学群(獣医学群除く)=自己推薦
<東 北>
富士大経済=一般推薦・スポーツ、東北文化学園大全学部=自己推薦、東北公益文化大公益=一般推薦・特定教科・有資格者・課外活動、いわき明星大教養・薬=自己推薦
<関 東>
共愛学園前橋国際大国際社会=一般推薦・有資格者・課外活動・宗教関連、浦和大総合福祉・こども=一般推薦・専門課程・自己推薦、共栄大教育・国際経営、駿河台大全学部=スポーツ、聖学院大全学部=スポーツ、東邦音楽大音楽=卒業生推薦、日本保健医療大保健医療(看護)、敬愛大経済・国際、千葉経済大経済=一般推薦・自己推薦・専門課程、千葉商科大全学部=一般推薦・特定教科・有資格者・課外活動、明海大全学部(歯以外)=課外活動/不動産=企業推薦、麗澤大経済、流通経済大全学部=有資格者・自己推薦/スポーツ健康科学=スポーツ、亜細亜大全学部=スポーツ、国士舘大全学部=スポーツ、高千穂大商・経営・人間科学、デジタルハリウッド大デジタルコミュニケーション=自己推薦、東京経済大全学部=奨学生、東京富士大経営、東洋学園大全学部、横浜創英大看護・こども教育、横浜美術大美術=自己推薦
<甲信越>
健康科学大健康科学=自己推薦、身延山大仏教=宗教関連、敬和学園大人文=一般推薦・特定教科・スポーツ、新潟産業大経済=自己推薦
<北陸地区>
福井工業大全学部=スポーツ・吹奏楽
<東海地区>
岐阜経済大経済・経営=スポーツ・奨学生、東海学院大人間関係・健康福祉(選抜)、静岡英和学院大人間社会、静岡産業大経営・情報、静岡福祉大社会福祉・子ども、常葉大経営・社会環境=自己推薦、愛知学院大文・心身科学・商・経営・経済・法・総合政策=スポーツ推薦、愛知東邦大全学部=自己推薦、愛知みずほ大人間科学=一般推薦・専門課程・自己推薦、同朋大全学部=スポーツ、名古屋学院大全学部=スポーツ・課外活動、名古屋産業大現代ビジネス=一般推薦・専門課程・スポーツ・有資格者・自己推薦、日本福祉大全学部=スポーツ・課外活動、四日市大全学部=スポーツ

◆私立大(続):28年12月下旬~1月以降で出願の間に合う2017推薦入試(2)関西~九州地区

ここでは西日本の主な私立大・学部で12月下旬~1月以降で出願の間に合う2017推薦入試情報をご紹介する。複数区分を実施する場合、対象となる推薦区分も併記するが、一般推薦のみのケースについては特に表記しない(募集人員・日程等の詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<関西地区>
京都華頂大現代家政=専門課程・有資格者・課外活動推薦、京都産業大全学部=スポーツ、京都美術工芸大工芸、京都文教大総合社会・臨床心理=スポーツ・宗教関連・同窓生、大阪学院大全学部=スポーツ・課外活動、大阪国際大全学部=スポーツ・課外活動、大阪産業大国際・スポーツ健康・経営・経済=スポーツ、大阪商業大経済・総合経営=スポーツ、相愛大人文・人間発達=宗教関連(寺院)、太成学院大人間・経営=一般・有資格者、常磐会学園大国際こども教育、阪南大全学部=スポーツ特別、芦屋大臨床教育・経営教育=スポーツ・奨学生・自己推薦、関西国際大教育・人間科学=スポーツ特別、神戸海星女学院大現代人間=自己推薦、神戸親和女子大文・発達教育=スポーツ、兵庫大=健康科学・生涯福祉・現代ビジネス=スポーツ・吹奏楽
<中国地区>
岡山商科大法・経済・経営=有資格者・課外活動、環太平洋大次世代教育・体育・経営=スポーツ・芸術、中国学園大全学部=自己推薦、広島経済大経済=奨学生推薦(資格スカラシップ)、宇部フロンティア大人間社会・人間健康(看護)、徳山大経済・福祉情報=スポーツ・課外活動
<四国地区>
該当なし
<九州地区>
九州情報大経営情報、筑紫女学園大文・人間科学・現代社会=自己推薦、日本経済大経済・経営、福岡工業大工・情報工・社会環境=自己推薦、長崎ウエスレヤン大現代社会=一般推薦・専門課程、長崎外国語大外国語=自己推薦、尚絅大文化言語=自己推薦、日本文理大工・経営経済=奨学生、別府大文・国際経営・食物栄養、宮崎国際大国際教養・教育=一般推薦・特定教科・有資格者・専門課程

ニュースフラッシュ

◆住民税の非課税世帯の大学進学者にも給付型奨学金

先般、評定平均値4.0以上を対象にした給付型奨学金の導入が本決まりとなったことをお伝えしたが、さらに自民・公明両党は2017年度所得の低い非課税世帯で、特に学費負担が重い人に絞って先行導入することで一致した。具体的には今後詳細を詰めるが、2018年度から本格実施して支給対象を広げ、国公立大か私立大、自宅通学か下宿かなどによって給付額に差をつけることも検討する。

給付型奨学金は本年5月、安倍内閣が公表した「1億総活躍プラン」に位置づけられたが、財源確保が難航していた。そのため、両党は下宿住まいの私大生や児童養護施設を退所した人など、進学への負担が重い人に絞って2017年度に先行実施したうえで、2018年度から対象を広げる方式が望ましいと判断した。

その後の本年11月22日、両党は給付額について月3万円を軸とし、国公立大か私立大かなど、学費負担の差違に配慮して、金額を決定することで合意した。対象者は、所得の少ない住民税・非課税世帯の大学進学希望者のうち、国が定める指針に基づき、各高校が学力や部活動実績などから推薦する方式となる見込みだ。2018年度からの本格実施に先立ち、2017年度から特に学費負担がきびしい人に絞って先行導入することも確認し、政府に財源の確保を求める。公明党は児童養護施設を退所した人などには、特に配慮が必要だとして、月5万円の給付を主張しており、引き続き検討する模様だ。

ついでながら、東京大は来年4月から、一人暮らしの女子学生向けに月額3万円の家賃を補助する制度を初めて導入する。同大は女子学生の比率(約20%)を高める狙いだが、優秀な女子受験生ならば、給付型奨学金のほかこのサポートも受けられる。ともあれ、秀でた受験生が、経済的理由で大学進学の道が閉ざされない社会を築き上げてほしいものだ。ついでながら、東京大は来年4月から、一人暮らしの女子学生向けに月額3万円の家賃を補助する制度を初めて導入する。同大は女子学生の比率(約20%)を高める狙いだが、優秀な女子受験生ならば、給付型奨学金のほかこのサポートも受けられる。ともあれ、秀でた受験生が、経済的理由で大学進学の道が閉ざされない社会を築き上げてほしいものだ。

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

◆AO入試(9):2017合格対策の必須ポイント(1)面接

全国の高校進路指導部では、一般入試戦線に向けての総仕上げのかたわら、早期にAO合格を果たした生徒のフォローにも大学と連携しつつ苦心されていることだろう。今号では、翌年度のAO入試に向けて、合格対策の中で最も重要である「面接」について、その概要と対策を整理しておくので、今後の指導に生かしてほしい。

まず、AO入試ではどのような選考パターンであれ、どの地区であれ、必ず面接を実施するケースが大半を占める。究極の人物重視型であるAO入試では、面接結果(コミュニケーション力を含む)が合否判定を大きく左右する。その実施形態は個別・集団の2タイプに分かれ、全般的には個別が多いが、国立大や一部の私立大では討論を主とした集団面接を実施するケースもかなりある。

面接に際しては、事前に面接カードを記入させたり、口頭試問用の課題を与えたりするケースもあるが、一般的に面接の質問は(1)一般事項、(2)学力に関する口頭試問の2つに大別できる。

<一般事項>
(1)本人の特性に関する事柄=長所・短所、健康状況、趣味、学習興味分野など、(2)高校生活=思い出、特別・課外活動歴、得意・不得意科目、出欠状況など、(3)教養・一般常識=尊敬する人物、印象に残った本、時事的意見、専攻分野の知識、大学提示の課題など、(4)志望動機等=志望理由、入学意志の確認(第1志望が前提)、入学後の抱負、卒業後の希望進路など、の4項目に大別できるが、とりわけ志望理由と入学目的、将来の進路と計画、高校生活の状況などが重視される傾向にある。これらの質問・応答を通して、大学側は学問・研究や大学生活に対する意欲や資質、人物・人間性、将来性などを総合的に検証するわけである。

従って、生徒の指導に当たっては、ふだんから大学進学への理念や目的を明確にすると共に、それに対するふさわしい学習や活動を目ざす生活を確立する姿勢を身につけさせる必要がある。生徒自身のキャリアと個性の形成が、AO入試攻略の大きな原動力になる。

<学力に関する口頭試問>
AO入試における学力把握措置が明確化されて以来、基礎学力をみる口頭試問は私立大でも比重を増している。文系よりは理系でその比重が高く、学科・専攻関連の基礎学力(理系は英語・数学・理科が中心)を試問したり、簡単な実験作業を課したりするケースもある。これらの応答・作業を通して、受験者の素質、思考力、表現力、意欲などを多角的に把握しようとする。

そのため、ふだんの学習の中で、問題解決を論理的に思考し、第三者に分かりやすく説明できる能力を身につけるよう指導しておくことが不可欠になる。

そして、実際の面接ではマナーや言葉づかいなども重要な要素になる。ふだんの高校生活の中でも、こうした事柄に留意して生徒を育てることによって、生徒にAO面接への豊かな対応力を身につけさせることができるだろう。

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