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AO・推薦入試エクストラ7月10日号

2020年度から新たにAO入試(総合型選抜)を実施する私立大の学部・学科

AO入試情報

◆2020年度から新たにAO入試(総合型選抜)を実施する私立大の学部・学科

前号で2020年度から新規にAO入試を実施する国公私立大の概要をご紹介したが、今号ではそれら以外の新規に実施する主な学部・学科およびその募集人員をまとめてレポートする。詳細は弊社の「AO入試年鑑」でご確認ください。

 

[北海道・東北]

■札幌大谷大
<総合型選抜>芸術学部=美術学科5人、社会学部=地域社会学科5人

[関東地区]

■国際医療福祉大
福岡薬学部=薬学科5人
■浦和大
社会学部=現代社会学科→小論文提出型5人、Web型計5人
■十文字学園女子大
社会情報デザイン学部=社会情報デザイン学科25人(当日課題型・対話型の合計)
■聖学院大
人文学部=児童学科40人、心理福祉学部=心理福祉学科40人
■千葉商科大
<文化・スポーツ実績AO>商経学部=商学科14人、経済学科9人、経営学科9人、その他の各学部若干
■東京情報大
看護学部=看護学科→1期4人・2期2人・3期2人
■麗澤大
国際学部=国際学科10人、グローバルビジネス学科8人、経済学部=経済学科観光・地域専攻(経済学専攻と合せて10人)
■芝浦工業大
システム理工学部=各学科若干
■専修大
国際コミュニケーション学部=異文化コミュニケーション学科12人
■創価大
国際教養学部=国際教養学科6人
■東京音楽大
<音楽文化教育専攻AO入試>音楽学科=音楽文化教育専攻若干
■東京農業大
<キャリアデザインAO入試>農学部=各学科3人、応用生物科学部=4学科で9人、生命科学部=3学科で7人、地域環境科学部=4学科で13人、国際食料情報学部=4学科で15人、生物産業学部=各学科4人 <“私の夢”北海道AO入試>生物産業学部=各学科3人 <高校で学んだ実践スキルAO入試>農学部=4学科で16人、応用生物科学部=各学科1人、生命科学部=3学科で4人、地域環境科学部=4学科で10人、国際食料情報学部=4学科で14人、生物産業学部=4学科で7人
■日本大
文理学部=英文学科3人、危機管理学部=危機管理学科10人
■文京学院大
保健医療技術学部=作業療法学科7人
■武蔵野美術大
<前期構想力重視方式>造形構想学部=クリエイティブイノベーション学科10人
■立教大
<自考力入試>社会学部=社会学科5人、現代文化学科5人、メディア社会学科5人
 

[中部地区]

■松本大
<運動型>人間健康学部=スポーツ健康学科、<指定競技型>総合経営学部=総合経営学科、人間健康学部=スポーツ健康学科、<特定技能型・特定地域型>教育学部=学校教育学科(募集人員は各一般型に含む)
■新潟薬科大
薬学部=薬学科若干
■金沢星稜大
人文学部=国際文化学科若干
■中京学院大
<専門・総合学科>経営学部=経営学科(全区分90人に含む)、看護学部=看護学科(全区分20人に含む)
■愛知学泉大
家政学部=管理栄養学科8人
■中京大
<英語プレゼンテーション入試>国際学部=国際学科6人、言語文化学科10人
■名古屋外国語大
<グローバル・フランス人材志向型>外国語学部=フランス語学科若干
■名古屋女子大
<専願総合型選抜>健康科学部=健康栄養学科16人
 

[近畿地区]

■長浜バイオ大
<模擬授業参加型>バイオサイエンス学部=各学科2~3人(OC参加型との合計)
■京都外国語大
<英語検定型>外国語学部=全学科、国際貢献学部=全学科(自己推薦型の94人に含む) <自己推薦型・プレゼンテーション型>外国語学部=ロシア語学科
■京都先端科学大
工学部=機械電気システム工学科(募集人員は未定)
■立命館大
<人文学プロポーズ方式>人文学部=人文学科→日本文学研究5人、日本史研究5人、東アジア研究5人、国際文化10人、国際コミュニケーション5人、言語コミュニケーション5人
■大阪青山大
健康科学部=看護学科3人
■大阪大谷大
薬学部=薬学科4人
■大阪産業大
<英語重視AO入試>国際学部=国際学科3人
■大阪人間科学大
保健医療学部=作業療法学科4人
■大阪電気通信大
<プログラミングAO入試>工学部=電子機械工学科、情報通信工学部=全学科、総合情報学部=デジタルゲーム学科、情報学科(募集人員は一般AOに含む)
■千里金蘭大
看護学部=看護学科3人
■宝塚大
<総合型入試>看護学部=看護学科3人
■梅花女子大
食文化学部=管理栄養学科3人
■森ノ宮医療大
保健医療学部=診療放射線学科10人
■関西福祉大
<保育者養成特別選抜入試>教育学部=児童教育学科10人
■関西学院大
理工学部=化学科3人
■姫路獨協大
薬学部=医療薬学科5人
 

[中国・四国地区]

■岡山理科大
獣医学部=獣医学科(募集人員は未定)
■美作大
生活科学部=食物学科8人
■広島経済大
経営学部=スポーツ経営学科(募集人員は全学科で20人)
■広島国際大
健康スポーツ学部=健康スポーツ学科7人
 

[九州地区]

■西南学院大
商学部=商学科14人、経営学科14人(各専門能力重視型5人、英語4技能重視型9人)

◆2020年度から新たにAO入試(総合型選抜)を実施する国公立大の学部・学科

前号で2020年度から新規にAO入試(総合型選抜)を実施する国公立大の概要をご紹介したが、今号ではそれら以外の新規に実施する主な学部・学科およびその募集人員をまとめてレポートする。詳細は弊社の「AO入試年鑑」でご確認ください。

 

<国立大>

■北海道教育大
教育学部→旭川校=教員養成課程全専攻若干、釧路校=教員養成課程地域学校教育実践若干
■東北大
<AOIII期>経済学部理系10人(数III履修者)
■山形大
工学部(昼)=建築・デザイン工学科2人(浪人可)
■筑波技術大
産業技術学部=産業情報学科若干、綜合デザイン学科若干
■千葉大
文学部=人文学科‐日本・ユーラシア文化3人(浪人可)、教育学部=学校教育教員養成‐中学校国語2人・社会2人・数学2人・理科2人・技術2人、教育学部=英語教育10人、特別支援学校7人、乳幼児教育5人、養護教諭5人(地域選抜枠は現役のみ)
■滋賀大
教育学部(詳細は要項確認)
■香川大
教育学部=学校教育‐中学技術・家庭・音楽・美術・保健体育各2人(浪人可)

<公立大>

■高知工科大
情報学群→A区分15人(現役、4.0以上/面接重視型)、B区分25人(県内、現役のみ/適性検査重視型)
■長崎県立大
経営学部=経営学科→県内6人・県外4人(浪人可)

ニュースフラッシュ

◆法曹養成2年短縮の新制度が成立!!

法科大学院や司法試験を改革するための関連法が、6月18日の参議院文教科学委員会で、自民党と公明党の賛成多数により可決され、19日の本会議で可決、成立となった。これにより、法学部に入学後、最短5年で司法試験の受験資格が得られる「法曹コース」の創設が2020年4月から認められ、法科大学院在学中の司法試験受験も2023年度からできるようになる。

法科大学院は、司法制度改革の一環として、2004年に始まったが、修了者の司法試験合格率は多くの大学で低迷が続き、2004年に7万3千人いた入学志願者は2019年には約9千人にまで減少した。その背景には法科大学院を未修了でも合格すれば司法試験の受験資格を得られる「予備試験」が2011年に導入されたことの影響と、弁護士関係の就職状況が予想外にふるわなかったことがあげられる。

今回の法改正は、短期間で司法試験を受験できるようにすることで、法科大学院に学生を呼び戻すことをめざしている。これまでは法学部(4年)と法科大学院(2年)で最低6年学ぶ必要があり、さらに法科大学院を修了しないと司法試験を受験できなかったため、司法修習(1年)の期間も入れると、大学に入学してから法曹資格を得るまで最低でも8年弱を要していた。今回の法改正により、この期間を最短6年に短縮できることになる。

さて、今後の法学部のありようを展望すると、4年制の一般法学部と、法曹コースの3年制が混在し、同一大学の法学部でも4年制と6年制の2コースになる可能性が高い。受験生は自らの志望・将来の進路に対応したコースを選択する必要がある。6年制から4年制への移籍、その逆のケースなど、個々の大学によって扱いは異なってくると思われるので、事前に確認するよう心がけてほしい。

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