1. エイビ進学ナビTOP
  2. AO・推薦入試エクストラ(エイビ教育ニュースフラッシュ)
  3. >3月25日号

AO・推薦入試エクストラ3月25日号

大阪大が2017年度から「世界適塾入試」を導入

AO入試情報

◆大阪大が2017年度から「世界適塾入試」を導入

京都大が2016年度から「特色入試」(AO・推薦)を導入するのに続いて、2017年度からは大阪大が全学部でAO・推薦入試を導入する。現在は一部の学部で実施しているが、2017年度からは本学が「原点」と位置づける江戸時代末期の蘭学塾「適塾」にちなみ「世界適塾入試」と命名して全学的に導入する。

全11学部のうち「世界適塾AO入試」を実施する学部(募集人員)は、文学部(30人)、人間科学部(15人)、外国語学部(64人)、法学部(25人)、経済学部(7人)、理学部(研究奨励型9人、挑戦型24人)となっており、経済学部の募集枠は2019年度は22人に拡大され、AO・推薦の3年後の枠は全体の11%程度に拡大し、後期日程は廃止される。

AO入試の出願要件は学部・学科によって異なるが、下記のような対象例が示されている。

  • (1)高等学校等で行った課題研究で優れた実績をあげた者
  • (2)調査書の評定平均値4.3以上の者、または国際バカロレアのスコア38点以上の者
  • (3)TOEFL‐iBTスコア79点以上、IELTSスコア6.0以上、英検準1級以上の合格者
  • (4)SSH生徒研究発表会で平成26~28年度の間に出場者となった者
  • (5)平成26~28年度の間に開催された全国規模の科学分野のコンテストで優れた成績をあげた者
  • (6)理学部の研究奨励型は指定コンテストの出場者や学会発表者。挑戦型は志望する学科の学問・研究に強い興味を持っている者

提出書類は調査書、志望理由書、志願者評価書など。第1次選考は提出書類により行い、第2次選考は1次合格者に対する口頭試問、研究発表、面接など(学部により小論文を課す場合がある)で選考する。合否判定は、提出書類、第2次選考結果、大学入試センター試験成績等を総合的に評価して判定する。

なお、理・工・基礎工学部の国際科学オリンピックAO入試は従来どおり実施し、「世界適塾推薦入試」は医学部、歯学部、薬学部、工学部、基礎工学部で実施する。

◆京都大は8学部で「学力型AO」を実施

国公立大が前年度に予告した2016AO入試の変更点をまとめてご紹介する。

■北海道大
工学部環境社会工学科でセ試併用型AOを新規実施
■富山大
経済学部(昼)でセ試併用型AOを廃止
■京都大
後期日程を廃止し、次の8学部で「学力型AO」を新規実施(人数は募集人員)。総合人間学部5名、文学部10名、教育学部6名、経済学部25名、理学部5名、医学部人間健康科学科‐看護学専攻10名、理学療法学専攻3名、作業療法学専攻3名、薬学部薬科学科3名、農学部食料・環境経済学科3名
■島根大
「地域貢献人材育成入試」を法文(社会文化)・教育・生物資源科学の3学部で新規実施。法文・教育はセ試併用型、生物資源科学はセ試免除型で実施するが、教育・生物資源科学の2学部は地域枠。
■広島大
工学部の化学・バイオ・プロセス系でAOをセ試免除型→併用型に変更
■福岡女子大
国際文理学部国際教養学科でAO入試を新規実施

推薦入試情報

◆公立・私立大:2015公募推薦入試結果調査速報(最終)

弊社で独自に調査した公立大・私立大の2015推薦入試の結果調査を前号に続いて速報する(志願者数で指定校制を含む場合は*印を付す)。

◆公立大:2015公募推薦入試結果調査速報(最終)
大学 学部 学科 志願者数 合格者数 競争率
島根県立大 推薦入試<一般>
看護 看護 50 33 1.5
推薦入試<専門高校・総合学科卒業生>
看護 看護 9 5 1.8
推薦入試<地域特別>
看護 看護 2 2 1.0
<自己推薦入試>
総合政策 総合政策 48 47 1.0
新見公立大 看護 看護 39 12 3.3
県立広島大 人間文化 健康科学 30 9 3.3
大分県立看護科学大 (*社会人入試を含む)
看護 看護 121 35 3.5
◆東日本私立大:2015公募推薦入試結果調査速報(最終)
大学 学部 学科 志願者数 合格者数 競争率
<推薦区分>
弘前学院大 <一般推薦>(*社会福祉学部はボランティア活動含む)
英語・英米文 *8 8 1.0
日本語・日本文 *18 18 1.0
社会福祉 社会福祉 *22 22 1.0
看護 看護 *16 16 1.0
群馬医療福祉大 <一般推薦>(*1・2期の合計)
社会福祉 社会福祉-社会福祉 *26 26 1.0
    -子ども *25 25 1.0
看護 看護 *67 41 1.6
リハビリテーション リハビリテーション-理学療法学 *22 16 1.4
         -作業療法学 *13 12 1.1
上武大 <一般推薦1期>(*看護学部は有資格者含む)
ビジネス情報 スポーツ健康マネジメント *50 50 1.0
<柔道整復師> *8 8 1.0
国際ビジネス *21 21 1.0
看護 看護 *47 46 1.0
<一般推薦2期>
ビジネス情報 スポーツ健康マネジメント *6 6 1.0
<柔道整復師> 0
国際ビジネス *2 2 1.0
看護 看護 *21 17 1.2
恵泉女学園大 <一般推薦1期>
人文 日本語日本文化 2 2 1.0
英語コミュニケーション 7 7 1.0
歴史文化 4 4 1.0
人間社会 国際社会 6 6 1.0
現代社会 1 1 1.0
社会園芸 10 10 1.0
東京成徳大 <一般推薦>
人文 日本伝統文化 *8 8 1.0
国際言語文化 *10 10 1.0
応用心理 福祉心理 *10 9 1.1
臨床心理 *18 18 1.0
健康・スポーツ心理 *21 21 1.0
日本歯科大 <一般推薦>
新潟生命歯 生命歯 *9 8 1.1
日本女子体育大 <一般推薦>
体育 運動科学-スポーツ科学 67 47 1.4
    -舞踊学 81 34 2.4
スポーツ健康-健康スポーツ学 52 46 1.1
      -幼児発達学 25 18 1.4
<スポーツ推薦>
体育 運動科学-スポーツ科学 52 50 1.0
スポーツ健康-健康スポーツ学 23 21 1.1
目白大 <一般・特定教科・有資格者推薦>
人間 心理カウンセリング *74 32 2.3
人間福祉 *71 36 2.0
子ども *144 70 2.1
児童教育 *31 12 2.6
社会 社会情報 *52 20 2.6
メディア情報 *58 27 2.1
地域社会 *66 27 2.4
経営 経営 *41 20 2.1
外国語 英米語 *39 9 4.3
中国語 *9 2 4.5
韓国語 *97 32 3.0
日本語・日本語教育 *8 4 2.0
保健医療 理学療法 *59 41 1.4
作業療法 *53 29 1.8
言語聴覚 *56 15 3.7
看護 看護 *71 38 1.9
長岡大 <地域貢献特別推薦>
経済経営 経済経営 1 1 1.0
<有資格者推薦>
経済経営 経済経営 0
◆西日本私立大:2015公募推薦入試結果調査速報(5)
大学 学部 学科 志願者数 合格者数 競争率
<推薦区分>
高岡法科大 <一般推薦>
法律 1 1 1.0
ビジネス法
北陸学院大 <一般推薦>
人間総合 幼児児童教育 *21 20 1.1
社会 *4 4 1.0
<自己推薦>
人間総合 幼児児童教育 14 10 1.4
社会 7 7 1.0
豊田工業大 <専門課程推薦>
先端工学基礎 0
名古屋芸術大 <一般推薦>
美術 美術 *35 35 1.0
デザイン デザイン 52 52 1.0
<自己推薦(地域自己推薦)>
美術 美術 6 6 1.0
デザイン デザイン 11 10 1.1
四日市看護医療大 <一般推薦A方式>
看護 看護 66 25 2.6
<一般推薦B方式>
看護 看護 186 82 2.3
京都嵯峨芸術大 <一般推薦>
芸術 造形 9 9 1.0
デザイン 32 32 1.0
京都精華大 <一般推薦>
芸術 造形-洋画 45 29 1.6
  -日本画 72 36 2.0
  -立体造形 23 9 2.6
素材表現-陶芸 15 6 2.5
    -テキスタイル 40 19 2.1
メディア造形-版画 33 15 2.2
      -映像 12 5 2.4
京都文教大 <一般推薦(専願)>
総合社会 総合社会 23 8 2.9
臨床心理 臨床心理 10 7 1.4
教育福祉心理-こども教育心理 1 1 1.0
      -保育福祉心理 6 4 1.5
<一般推薦1期(併願)>
総合社会 総合社会 100 36 2.8
臨床心理 39 20 2.0
教育福祉心理-こども教育心理 15 2 7.5
      -保育福祉心理 17 8 2.1
<一般推薦2期(併願)>
総合社会 総合社会 67 25 2.7
臨床心理 臨床心理 31 11 2.8
教育福祉心理-こども教育心理 10 4 2.5
      -保育福祉心理 11 1 11.0
<一般推薦3期(併願)>
総合社会 総合社会 64 23 2.8
臨床心理 臨床心理 20 9 2.2
教育福祉心理-こども教育心理 13 4 3.3
      -保育福祉心理 8 1 8.0
花園大 <自己推薦A日程>(*自己アピール・小論文型の合計)
仏教 18 18 1.0
日本史 3 3 1.0
文化遺産 2 2 1.0
日本文 2 2 1.0
創造表現 2 2 1.0
社会福祉 社会福祉 8 7 1.1
臨床心理 8 7 1.1
児童福祉 3 3 1.0
<自己推薦B・C・D日程(基礎学力型)>
仏教 17 15 1.1
日本史 83 55 1.5
文化遺産 45 41 1.1
日本文 33 30 1.1
創造表現 40 38 1.1
社会福祉 社会福祉 75 51 1.5
<介護> 22 16 1.4
臨床心理 76 58 1.3
児童福祉 75 42 1.8
<一芸一能(書道特技)前期>
日本文-書道 10 9 1.1
<一芸一能(創造表現特技)>
創造表現 1 1 1.0
平安女学院大 <一般推薦A日程>
国際観光 国際観光 10 10 1.0
子ども 子ども 14 14 1.0
<一般推薦B日程>
国際観光 国際観光 5 5 1.0
子ども 子ども 6 6 1.0
明治国際医療大 <一般推薦>(*A・B日程の合計)
鍼灸 鍼灸 6 6 1.0
保健医療 柔道整復 1 1 1.0
看護 看護 50 19 2.6
<スポーツ推薦>(*A・B日程の合計)
鍼灸 鍼灸 8 7 1.1
保健医療 柔道整復 10 10 1.0
(*自己推薦は志願者ゼロ)
大阪産業大 <一般推薦前期>(*各方式、A・B日程の合計)
人間環境 文化コミュニケーション 5 3 1.7
生活環境 10 9 1.1
スポーツ健康 88 27 3.3
経営 経営-経営学 116 91 3.1
  -ファッションビジネス 15 14 1.1
48 44 1.1
経済 経済 105 94 1.1
国際経済
デザイン工 情報システム 57 41 1.4
建築・環境デザイン 89 52 1.7
機械工 81 46 1.8
交通機械工 64 43 1.5
都市創造工 33 22 1.5
電子情報通信工 60 46 1.3
<一般推薦後期>(*各方式の合計)
人間環境 文化コミュニケーション 10 9 1.1
生活環境 6 5 1.2
スポーツ健康 22 5 4.4
経営 経営-経営学 41 26 1.6
  -ファッションビジネス 4 3 1.3
18 16 1.1
経済 経済 47 45 1.0
国際経済
デザイン工 情報システム 32 24 1.3
都市・環境デザイン 37 14 2.6
機械工 29 19 1.5
交通機械工 22 18 1.2
都市創造工 30 13 2.3
電子情報通信工 25 13 1.9
<専門課程推薦>(*各方式、A・B日程の合計)
人間環境 文化コミュニケーション 0
生活環境 7 6 1.2
スポーツ健康 4 1 4.0
経営 経営-経営学 7 6 1.2
  -ファッションビジネス 2 2 1.0
0
経済 経済 4 4 1.0
国際経済
デザイン工 情報システム 14 11 1.3
建築・環境デザイン 12 11 1.1
機械工 18 8 2.3
交通機械工 11 7 1.6
都市創造工 5 4 1.3
電子情報通信工 12 9 1.3
<スポーツ推薦前期>(*学部単位で記載)
人間環境 21 21 1.0
経営 47 47 1.0
経済 31 31 1.0
デザイン工 1 1 1.0
4 4 1.0
<文化系クラブ推薦>
全学部 4 4 1.0
大阪女学院大 <一般推薦前期>(*専願・併願の合計)
国際・英語 国際・英語      
-国際コミュニケーション 19 17 1.1
-国際ビジネス 7 7 1.0
<一般推薦後期>(*専願・併願の合計)
国際・英語 国際・英語      
-国際コミュニケーション 17 15 1.1
-国際ビジネス 5 5 1.0
<自己推薦>
国際・英語 国際・英語      
-国際コミュニケーション 4 3 1.3
-国際ビジネス 0
四條畷学園大 <一般推薦A日程>
リハビリテーション リハビリテーション-理学療法学 55 18 3.1
         -作業療法学 29 6 4.8
<一般推薦B日程>
リハビリテーション リハビリテーション-理学療法学 21 6 3.5
         -作業療法学 20 5 4.0
<専門課程推薦(特別推薦)>
リハビリテーション リハビリテーション-理学療法学 3 1 3.0
         -作業療法学 2 1 2.0
帝塚山学院大 <一般推薦前期>
リベラルアーツ リベラルアーツ 26 21 1.2
人間科学 情報メディア 11 10 1.1
心理 52 40 1.3
キャリア英語 9 7 1.3
食物栄養-管理栄養士 172 102 1.7
食物栄養-健康実践栄養士 12 7 1.7
<一般推薦後期>
リベラルアーツ リベラルアーツ 6 5 1.2
人間科学 情報メディア 1 1 1.0
心理 7 7 1.0
キャリア英語 4 4 1.0
食物栄養-管理栄養士 40 12 3.3
食物栄養-健康実践栄養士 2 2 1.0
桃山学院大 <一般推薦前期>
国際教養 英語・国際文化 399 190 2.1
社会 社会 276 111 2.5
社会福祉 114 58 2.0
法律 302 153 2.0
経済 経済 836 341 2.5
<中国ビジネスキャリアコース> 14 4 3.5
経営 経営 630 198 3.2
<一般推薦後期>
国際教養 英語・国際文化 189 74 2.6
社会 社会 93 29 3.2
社会福祉 47 23 2.0
法律 158 63 2.5
経済 経済 423 175 2.4
<中国ビジネスキャリアコース> 13 6 2.2
経営 経営 327 92 3.6
<専門課程推薦前期>
国際教養 英語・国際文化 34 27 1.3
社会 社会 15 8 1.9
社会福祉 8 6 1.3
法律 4 4 1.0
経済 経済 13 9 1.4
<中国ビジネスキャリアコース> 2 0
経営 経営 20 7 2.9
<専門課程推薦前期‐小論文型>
国際教養 英語・国際文化 3 3 1.0
社会 社会 7 7 1.0
社会福祉 1 1 1.0
法律 0
経済 経済 12 8 1.5
<中国ビジネスキャリアコース> 0
経営 経営 26 25 1.0
<専門課程推薦後期>
国際教養 英語・国際文化 15 10 1.5
社会 社会 5 1 5.0
社会福祉 7 3 2.3
法律 13 4 3.3
経済 経済 19 7 2.7
<中国ビジネスキャリアコース> 0
経営 経営 14 9 1.6
<有資格者・課外活動推薦前期>
国際教養 英語・国際文化 9 9 1.0
社会 社会 20 14 1.4
社会福祉 0
法律 15 11 1.4
経済 経済 18 11 1.6
<中国ビジネスキャリアコース> 0
経営 経営 19 16 1.2
<有資格者・課外活動推薦後期>
全学部 44 29 1.5
<有資格者・課外活動推薦後期‐小論文型>
全学部 8 5 1.6
神戸松蔭女子学院大 <一般推薦A日程>
英語-英語プロフェッショナル 28 8 3.5
  -グローバルコミュニケーション 30 23 1.3
日本語日本文化-現代日本語 32 22 1.5
       -日本文化 19 10 1.9
総合文芸 20 13 1.5
人間科学 心理 36 26 1.4
生活-都市生活 37 25 1.5
  -食物栄養 49 30 1.6
子ども発達 33 21 1.6
ファッション・ハウジングデザイン 28 23 1.2
<一般推薦B日程>
英語-英語プロフェッショナル 27 10 2.7
  -グローバルコミュニケーション 35 25 1.4
日本語日本文化-現代日本語 30 24 1.3
       -日本文化 21 15 1.4
総合文芸 20 16 1.3
人間科学 心理 38 27 1.4
生活-都市生活 36 26 1.4
  -食物栄養 53 26 2.0
子ども発達 45 34 1.3
ファッション・ハウジングデザイン 29 25 1.2
<一般推薦C日程>
英語-英語プロフェッショナル 16 5 3.2
  -グローバルコミュニケーション 27 15 1.7
日本語日本文化-現代日本語 35 27 1.3
       -日本文化 26 17 1.5
総合文芸 38 33 1.2
人間科学 心理 31 24 1.3
生活-都市生活 37 18 2.1
  -食物栄養 26 6 4.3
子ども発達 33 17 1.9
ファッション・ハウジングデザイン 26 21 1.2
武庫川女子大 <一般推薦‐スタンダード方式>(*各学科上段=前期、下段=後期)
日本語日本文 184 42 4.4
52 12 4.3
英語文化 195 56 3.5
47 14 3.4
教育 524 64 8.2
142 16 8.9
心理・社会福祉 259 56 4.6
74 16 4.6
健康・スポーツ科学 健康・スポーツ科学 239 52 4.6
80 20 4.0
生活環境 生活環境 231 40 5.8
53 7 7.6
食物栄養 629 61 10.3
146 14 10.4
情報メディア 150 50 3.0
41 13 3.2
建築 70 19 3.7
17 4 4.3
音楽 演奏 13 12 1.1
3 2 1.5
応用音楽 23 17 1.4
2 1 2.0
361 60 6.0
109 12 9.1
健康生命薬科学 47 10 4.7
15 4 3.8
看護 看護(後期) 139 43 3.2
<一般推薦‐高得点科目重視型>(*各学科上段=前期、下段=後期)
日本語日本文 135 40 3.4
38 10 3.8
英語文化 127 52 2.4
38 16 2.4
教育 350 47 7.4
116 14 8.3
心理・社会福祉 192 47 4.1
64 16 4.0
健康・スポーツ科学 健康・スポーツ科学 168 40 4.2
65 20 3.3
生活環境 生活環境 181 37 4.9
46 8 5.8
食物栄養 428 45 9.5
114 12 9.5
情報メディア 118 51 2.3
35 15 2.3
建築 70 19 3.7
16 7 2.3
音楽 演奏 5 4 1.3
1 1 1.0
応用音楽 15 11 1.4
2 2 1.0
246 43 5.7
78 9 8.7
健康生命薬科学 35 9 3.9
15 4 3.8
看護 看護(後期) 117 38 3.1
帝塚山大 <一般推薦前期‐2科目型>
日本文化 32 21 1.5
文化創造 21 15 1.4
経済 経済 52 35 1.5
経営 経営 53 36 1.5
24 18 1.3
心理 心理 89 50 1.8
現代生活 食物栄養 190 39 4.9
居住空間デザイン 47 28 1.7
こども 102 53 1.9
<一般推薦前期‐1科目型>
日本文化 44 24 1.8
文化創造 31 17 1.8
経済 経済 65 40 1.6
経営 経営 68 40 1.7
36 22 1.6
<一般推薦前期‐小論文型>
日本文化 7 6 1.2
文化創造 3 3 1.0
経済 経済 2 1 2.0
経営 経営 5 4 1.3
0
心理 心理 7 5 1.4
<一般推薦後期‐2科目型>
日本文化 10 7 1.4
文化創造 7 6 1.2
経済 経済 24 19 1.3
経営 経営 23 19 1.2
15 11 1.4
心理 心理 39 23 1.7
現代生活 食物栄養 69 9 7.7
居住空間デザイン 16 9 1.8
こども 34 16 2.1
<一般推薦後期‐1科目型>
日本文化 11 7 1.6
文化創造 8 6 1.3
経済 経済 28 21 1.3
経営 経営 26 17 1.5
19 13 1.5
<一般推薦後期‐小論文型>
日本文化 1 1 1.0
文化創造 0
経済 経済 0
経営 経営 3 2 1.5
3 2 1.5
心理 心理 9 5 1.8
<専門課程推薦>(*志願者ゼロは表記せず)
経営 経営(1科目型) 1 1 1.0
川崎医療福祉大 <一般推薦>(*全科目型・特定科目型の合計)
医療福祉 医療福祉 20 17 1.2
臨床心理 10 9 1.1
保健看護 130 30 4.3
医療技術 感覚矯正-視能矯正 15 11 1.4
    -言語聴覚 21 13 1.6
健康体育 29 12 2.4
臨床栄養 21 11 1.9
リハビリテーション-理学療法 69 14 4.9
         -作業療法 42 15 2.8
臨床工 35 16 2.2
医療福祉マネジメント 医療福祉経営 15 15 1.0
医療秘書 1 1 1.0
医療福祉デザイン 4 2 2.0
医療情報 3 2 1.5
<自己推薦(特別入試)>
医療福祉 医療福祉 18 18 1.0
臨床心理 2 2 1.0
保健看護 76 12 6.3
医療技術 感覚矯正-視能矯正 19 13 1.5
    -言語聴覚 33 13 2.5
健康体育 45 30 1.5
臨床栄養 15 11 1.4
リハビリテーション-理学療法 73 14 5.2
         -作業療法 46 14 3.3
臨床工 42 12 3.5
医療福祉マネジメント 医療福祉経営 5 5 1.0
医療秘書 3 2 1.5
医療福祉デザイン 5 5 1.0
医療情報 10 10 1.0
広島国際学院大 <一般推薦>
食農バイオ・リサイクル 3 3 1.0
生産工 3 3 1.0
情報文化 情報デザイン 3 3 1.0
現代社会 0
宮崎産業経営大 (*全推薦の合計)
法律 *70 60 1.2
経営 経営 *117 111 1.1

ニュースフラッシュ

◆「職業実践専門課程」が673校2,042学科へ増加

大学の改革(大学像の明確化等)がなかなか進まず、短大が先細りする中で文科省は過去、専門学校の【職業専門大学化】を図ったが実現しなかった。そうした状況の中で文科省認定課程として誕生したのが、専修学校における「職業実践専門課程」である。これは「高等教育における職業実践的な教育に特化した新たな枠組づくり」に向けた専修学校の専門課程における先導的試行として創設されたものだ。

平成26年4月からスタートし、本年度673校2,042学科にまでふくらんでいる。短大が300校余に過ぎないのと比べると、専門学校の重要性は明らかといえよう。この課程は、各学校の申請・都道府県知事等の推薦に基づき、文科省の審査を経て認定される。中教審では、「今後の検討については、新たな学校種の制度を創設するという方策とともに、既存の高等教育機関において新たな枠組みの趣旨をいかしていく方策も検討することが望まれる」としている。つまり、将来の高等教育を担う学校種の創設に関して、この職業実践専門課程が重要なものになると予測される。

この認定要件として、以下のようなものが規定されている。

  • (1)修業年限が2年以上
  • (2)企業等と連携体制を確保して、授業科目等の教育課程を編成
  • (3)企業等と連携して、演習・実習等を実施
  • (4)総授業時数が1,700時間以上または総単位数が62単位以上(*この単位数は短大と同じ)
  • (5)企業等と連携して、教員に対し、実務に関する研修を組織的に実施
  • (6)企業等と連携して、学校関係者評価と情報公開を実施

現行の認定学科の状況をみると、全学科分野にわたり、修業年限も2年~4年制と多岐にわたっている。新たな学校種としての十分なポテンシャルを秘めていることは、誰の目にも明らかだろう。ただ、この「職業実践専門課程」が新たな学校種へと発展するには、個々の専門学校の意識改革と経営状況の透明化、教育情報公開の徹底も欠かせない。

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

◆推薦入試(12):合格対策の必須ポイント(3)学力試験

2010年度以前の推薦入試は高等学校在籍時の調査書や推薦書、その他の書類、および面接によって選考するのが原則であったが、調査書における高校間の評価と学力格差が余りに大きいため、基礎的な学力をみる手段として、従来から小論文や学力試験が多くの大学で併用され、特に近畿地区では学力試験を主流をなしてきた。

全国的にみれば書類・面接・小論文のパターンが主流であるが、文科省が2011年度から学力検査容認の方向に転換して以降、学力試験を実施するケースが近畿地区以外の私立大でも若干増えているので、高校側としては、ふだんの授業にまじめに取り組むこと、家庭での基礎問題演習をコンスタントに持続する習慣を生徒に身につけさせることがきわめて大切である。

 

ここでは、国公立と私立大に分けて、推薦入試における学力検査の状況を整理しておくこととする。

(1)国公立大はセ試併用型が増加傾向

国公立大(特に国立大)では、学力検査としてセンター試験を課すケースが近年際立って増加し続けている。一般選抜より受験負担の小さい学部・学科もあるものの、主流は5‐7型で、一般選抜と同様の負担となっている。これらの中で、一定レベル以上の得点を最終合否の基準とするケースは要注意で、その合否レベルは事前に十分把握しておく必要がある。

推薦入試の場合、一般学部では65~70%、医歯薬系では80%程度以上の得点力が必要になり、やはりかなりの高学力層でないと国公立大の推薦入試攻略には無理が生じる。

なお、小論文であっても、理系のそれは教科的な学力検査(特に数学・理科)であるケースが多い。また、面接であっても学力試問は必ずあり、どのような選考法であれ、国公立大の場合は基礎学力の強化と理解の深化をはかることが不可欠である。

(2)私立大では近畿以外でも学力検査がやや増加

私立大の推薦入試では、全国的にみると書類・面接・小論文型が主流といえるが、近畿地区だけは従前から学力検査を主体とする“プレ一般入試”ともいえる選考法がだんぜん多い。しかし、近年はその他の地域でも学力試験を実施するケースが斬増傾向にあるので、早めに生徒に学力試験の有無を確認させて、適切な助言をすべきだろう。

一般的に文系学部は国語・英語の2教科、理系・保健系は数学・理科・英語の3教科に対する準備が必要で、関連する教科・科目の基礎トレーニングを十分積むと同時に、最終学年次には志望校の過去問もしっかり研究させておくことが大切である。近畿地区の人気私大の場合、最低でも7割程度以上の得点力が必要になる。

私立大で学力試験を実施する場合、通常はこの配点比重が選考の中で最も高いので、基礎学力の強化こそが合否を大きく左右することになる。勉強嫌いでは、推薦攻略はできないことを生徒に周知しておきたい。

AO・推薦入試エクストラ(メールマガジン)お申し込み

株式会社栄美通信編集部が、高等学校の先生方に必要であろうと思われる教育関連のニュースを簡潔にまとめ、AO入試年鑑、推薦入学年鑑の情報なども織り込み、隔週でお届けするメールマガジンです。進路指導や職員会議など、様々な用途にお役立ていただければ幸いです。

メルマガお申し込み