1. エイビ進学ナビTOP
  2. AO・推薦入試エクストラ(エイビ教育ニュースフラッシュ)
  3. >12月10日号

AO・推薦入試エクストラ12月10日号

28年1月以降で出願の間に合う2016AO入試(1)私立大東日本

AO入試情報

◆28年1月以降で出願の間に合う2016AO入試(1)私立大東日本

私立大のAO入試は、8月~11月の4か月間でほぼ終了しているが、出願が翌年1月以降でまだ出願準備が間に合う私立大もかなり残っているので、今号では該当する東日本の主な大学・学部をまとめておこう(募集人員・出願期間等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。なお、次号では西日本の私立大情報をお伝えする。

<北海道>
旭川大=経済・保健福祉(経済はAOスポーツ入試含む)、札幌国際大=人文・観光・スポーツ人間、道都大=社会福祉・経営・美術、千歳科学技術大=理工、苫小牧駒澤大=国際文化、函館大=商、北翔大=教育文化・生涯スポーツ、北海道医療大=歯・看護福祉
<東北地区>
青森大=経営・ソフトウェア情報・社会・薬、八戸学院大=ビジネス・人間健康、八戸工業大=工・感性デザイン、弘前学院大=文・社会福祉、仙台大=体育、東日本国際大=経済情報・福祉環境、福島学院大=福祉
<茨城県>
筑波学院大=経営情報
<栃木県>
足利工業大=工、宇都宮共和大=シティライフ・子ども生活、作新学院大=経営・人間文化、文星芸術大=美術
<群馬県>
関東学園大=経済、上武大=ビジネス情報、高崎商科大=商
<埼玉県>
浦和大=総合福祉・こども、共栄大=国際経営、埼玉学園大=人間・経済経営、埼玉工業大=工・人間社会、城西大=経済・現代政策・経営・理(化学)・薬、尚美学園大=芸術情報・総合政策、駿河台大=法・経済経営・メディア情報・現代文化・心理、聖学院大=政治経済・人文・人間福祉、西武文理大=サービス経営、東京国際大=商・経済・言語コミュニケーション・国際関係・人間社会、東邦音楽大=音楽、日本工業大=工、日本保健医療大=保健医療、人間総合科学大=人間科学・保健医療、平成国際大=法、武蔵野学院大=国際コミュニケーション、ものつくり大=技能工芸
<千葉県>
愛国学園大=人間文化、植草学園大=発達教育・保健医療(理学療法)、江戸川大=社会・メディアコミュニケーション、国際武道大=体育、敬愛大=経済・国際、淑徳大=総合福祉・コミュニティ政策・教育・看護栄養・人文・経営、城西国際大=経営情報・国際人文・福祉総合・薬・メディア・観光・環境社会、清和大=法、千葉経済大=経済、千葉商科大=商経・政策情報・サービス創造・人間社会・国際教養、中央学院大=商・法、東京情報大=総合情報、明海大=外国語・経済・不動産・ホスピタリティツーリズム・歯、麗澤大=経済

◆28年1月以降で出願の間に合う2016AO入試(1)私立大東日本(続)

ここでは東日本の私立大のうち、出願が翌年1月以降でまだ出願準備が間に合う東京都・神奈川県・山梨県・長野県・新潟県の主な大学・学部をまとめておこう(募集人員・出願期間等の詳細は弊社のAO入試年鑑を参照してほしい)。

<東京都>
上野学園大=音楽、嘉悦大=経営経済・ビジネス創造、杏林大=総合政策・外国語、国士舘大=文・政経・理工・21世紀アジア、駒沢女子大=人文、産業能率大=情報マネジメント、多摩大=経営情報・グローバルスタディーズ、高千穂大=商・経営・人間科学、帝京科学大=生命環境・医療科学・こども、デジタルハリウッド大=デジタルコミュニケーション、東京有明医療大=保健医療、東京医療保健大=医療保健(医療情報)、東京経済大=全学部(スカラシップ入試)、東京工芸大=工・芸術、東京純心大=現代文化、東京女子体育大=体育、東京成徳大=人文・応用心理、東京未来大=こども心理・モチベーション行動科学、東京富士大=経営、東洋学園大=グローバルコミュニケーション・人間科学・現代経営、日本体育大=体育(トップアスリートAO入試)、日本文化大=法、ヤマザキ学園大=動物看護、立正大=地球環境科学・仏教
<神奈川県>
相模女子大=学芸・人間社会、松蔭大=経営文化・コミュニケーション文化・観光メディア文化、湘南工科大=工、昭和音楽大=音楽、田園調布学園大=人間福祉・子ども未来、桐蔭横浜大=法・スポーツ健康政策、横浜商科大=商、横浜創英大=こども教育、横浜美術大=美術、横浜薬科大=薬
<甲信越地区>
山梨学院大=法・現代ビジネス、山梨英和大=人間文化、松本歯科大=歯、敬和学園大=人文、長岡大=経済経営、新潟産業大=経済、新潟薬科大=応用生命科学

推薦入試情報

◆12月下旬~1月で出願の間に合う国公立大セ試併用型の2016推薦入試

国公立大でセ試を課さない推薦入試は、あらかた11月中に終了する。しかし、セ試併用型では28年1月の出願設定が相当数あり、まだ準備の間に合うケースがある。それらの主な大学・学部と募集人員(カッコ内は出願期間)をまとめてご紹介しておく(詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<国立大>

■小樽商科大
商昼=90人(1月14日~21日)
■室蘭工業大
工昼=84人(1月21日~26日)
■秋田大
教育文化=14人、医=医44人・保健31人、理工=45人、国際資源=13人(12月16日~22日)
■山形大
理=32人、工=35人(1月18日~21日)
■宇都宮大
農=農業環境工4人・森林科学4人(1月18日~22日)
■東京外国語大
言語文化=12人(1月12日~20日)
■東京医科歯科大
医=医4人(1月18日~26日)
■東京農工大
農=32人(1月15日~21日)
■一橋大
商=15人(1月25日~29日)
■横浜国立大
理工(化学・生命系、建築都市・環境系)=35人(1月18日~22日)
■岐阜大
医=医43人(1月20日~22日)
■静岡大
人文社会科学昼=61人、人文社会科学夜=35人、教育=61人、情報=19人、理=35人、工=58人、農=40人(1月25日~1月29日)
■愛知教育大
教育=61人(1月18日~22日)
■名古屋大
法=45人、経済=40人、情報文化=16人、理=50人、医=医12人・保健74人、工=74人、農=34人(1月19日~22日)
■名古屋工業大
工1部(高度工学教育‐生命・応用化学、物理工、情報工)=一般推薦50人(1月19日~22日)
■三重大
人文(推薦C‐法律経済)=10人(1月18日~22日)
■神戸大
医(地域特別枠)=医10人(1月19日~27日)
■和歌山大
教育(一般枠)=20人、システム工=35人(1月5日~7日)
■鳥取大
地域=9人、医(生命科学)=8人、工=22人(1月19日~22日)
■島根大
総合理工=30人(1月18日~22日)
■岡山大
経済昼=40人、歯=10人(1月18日~22日)
■徳島大
総合科学=45人、歯=15人、薬=10人、理工昼=160人、医=医42人・医科栄養10人・保健33人、生物産業資源=22人(1月19日~22日)
■香川大
法昼=30人、経済昼=47人、工=26人(1月18日~22日)
■高知大
教育=25人、農林海洋科学=23人(1月19日~22日)
■九州工業大
工=13人、情報工=10人(1月20日~25日)
■佐賀大
理工=27人(1月18日~25日)
■熊本大
教育=48人、医=医20人・保健21人、薬=20人、工=94人(1月18日~21日)
■鹿児島大
法文=82人、教育=41人、医=医17人、歯=5人、共同獣医=3人、工=52人(1月19日~21日)

<公立大>

■秋田県立大
推薦C→生物資源科学=14人、システム科学技術=21人(1月4日~8日)
■高崎経済大
経済=30人、地域政策=45人(1月4日~12日)
■横浜市立大
国際総合科学=35人(1月12日~22日)
■都留文科大
文=初等教育15人、比較文化15人、社会(現代社会)10人(1月12日~25日)
■岐阜薬科大
薬=18人(1月18日~22日)
■静岡県立大
国際関係=12人、薬=20人(1月19日~25日)
■愛知県立大
外国語=43人(1月19日~25日)
■名古屋市立大
医=医27人、薬=24人、経済=30人、芸術工=12人、看護=37人(1月18日~22日)
■三重県立看護大
看護=5人(1月25日~28日)
■京都府立医科大
医=医7人(1月20日~25日)
■大阪市立大
商=6人(1月18日~22日)、医=看護10人、生活科学=28人(12月16日~22日)
■大阪府立大
現代システム科学=47人、生命環境科学=24人(1月19日~21日)
■兵庫県立大
経済=商業科等推薦5人(1月4日~8日)、工=37人(1月4日~13日)
■新見公立大
看護=12人(1月18日~22日)

◆私立大:12月下旬~1月以降で出願の間に合う2016推薦入試(1)東日本

私立大の公募推薦入試は、11月~12月上旬にあらかた終了するが、12月20日~1月以降でも出願の間に合うケースがかなり残っている。今号ではまず東日本の私立大・学部をご紹介しておく。複数区分を実施する場合、対象となる推薦区分も併記するが、一般推薦のみのケースについては特に表記しない(募集人員・日程等の詳細は弊社の推薦入学年鑑を参照してほしい)。

<北海道>
札幌大地域共創学群=課外活動・自己推薦、札幌学院大全学部=スポーツ・課外活動/自己推薦(法・経営)、道都大全学部=スポーツ・同窓会推薦、函館大商=専門課程、北海道科学大全学部=一般・特定教科、北海道情報大経営情報・医療情報・情報メディア=一般・専門課程、稚内北星学園大=情報メディア、酪農学園大全学群(獣医学類除く)=自己推薦
<東北>
富士大経済=一般・スポーツ、東北文化学園大全学部=自己推薦、東北公益文化大公益=一般・特定教科・有資格者・課外活動、いわき明星大教養・薬=自己推薦、東日本国際大=経済経営・健康福祉
<関東>
共愛学園前橋国際大国際社会=一般・有資格者・課外活動・宗教関連、浦和大総合福祉・こども=一般・専門課程・自己推薦、共栄大=教育、駿河台大全学部=スポーツ、聖学院大全学部=スポーツ推薦、日本保健医療大=保健医療(看護)、敬愛大=経済・国際、千葉経済大経済=一般・自己推薦・専門課程、千葉商科大全学部=一般・特定教科・有資格者・課外活動、明海大全学部(歯以外)=課外活動、麗澤大=経済、流通経済大全学部=有資格者・自己推薦/同スポーツ健康科学=スポーツ推薦、亜細亜大全学部=スポーツ推薦、国士舘大全学部=スポーツ推薦、高千穂大=商・経営・人間科学、デジタルハリウッド大デジタルコミュニケーション=自己推薦、東京経済大全学部=奨学生推薦、東洋学園大=全学部、松蔭大=全学部、横浜創英大=看護・こども教育、横浜美術大美術=自己推薦
<甲信越>
健康科学大健康科学=自己推薦、身延山大仏教=宗教関連、敬和学園大人文=一般・特定教科・スポーツ推薦、新潟産業大経済=自己推薦

ニュースフラッシュ

◆英検協会がセ試英語との相関関係を調査

この1~2年、文部科学省や中教審で大学入試における外部の語学検定試験の導入・推進に関する議論が進み、すでに相当の大学で一般・AO・推薦入試を問わず、実際に用いられ始めている。代表的な語学検定としては、英検、TOEIC、TOFEL、IELTSなどがあるが、実際の入試英語との相関関係を調査したデータはなかった。

そこで、英検協会はセンター試験と資格・検定試験がどの程度の相関関係にあるのかを定量的に調査する必要性を認識し、この調査を実施し、結果を公表した。

同協会では27年度大学入試センター試験(英語)で筆記・リスニングの両方を受験し、かつ大学入試センター発行の成績通知書を提出できる者を対象に、以下のとおり実用英語技能検定(英検)とTEAPを受験してもらった。

            試験名     受験者数
実用英語技能検定(英検) 1,039人
TEAP 955人

その結果は次のとおりであった。

センター試験とTEAP   相関係数r=0.798

              (センター平均151点はTEAP87点相当)

センター試験と英検     相関係数r=0.894

              (センター平均151点は英検2級合格相当)

英検とTEAP       相関係数r=0.844


言語テスティングにおいては、相関係数が0.7を越えると相関が高いことを示すといわれている。英検協会は、こうした調査結果から大学、高校、受験生に積極的な活用を呼びかけている。英検については1級、準1級が4技能だが、2018年度からは2級も4技能化される。

ただ、現在でも大学が対象とする語学試験は、大学によって差異があり、さらに受験者サンプルの多い調査を実施し、外部試験の導入・活用を図るうえで混乱のないよう、十分な準備を進めることが大切だろう。いずれにせよ、大学入試英語が文法・読解偏重から4技能化の方向へ進むことは、グローバル化に欠かせない人材育成上も好ましい施策となる。

【連載コラム】AO・推薦入試基礎講座

◆AO入試(9):2017合格対策の必須ポイント(1)面接

全国の高校進路指導部では、一般入試戦線に向けての総仕上げのかたわら、早期にAO合格を果たした生徒のフォローにも大学と連携しつつ苦心されていることだろう。今号では、翌年度のAO入試に向けて、合格対策の中で最も重要である「面接」について、その概要と対策を整理しておくので、今後の指導に生かしてほしい。

まず、AO入試ではどのような選考パターンであれ、どの地区であれ、必ず面接を実施するケースが大半を占める。究極の人物重視型であるAO入試では、面接結果(コミュニケーション力を含む)が合否判定を大きく左右する。その実施形態は個別・集団の2タイプに分かれ、全般的には個別が多いが、国立大や一部の私立大では討論を主とした集団面接を実施するケースもかなりある。

面接に際しては、事前に面接カードを記入させたり、口頭試問用の課題を与えたりするケースもあるが、一般的に面接の質問は(1)一般事項、(2)学力に関する口頭試問の2つに大別できる。

<一般事項>
(1)本人の特性に関する事柄=長所・短所、健康状況、趣味、学習興味分野など、(2)高校生活=思い出、特別・課外活動歴、得意・不得意科目、出欠状況など、(3)教養・一般常識=尊敬する人物、印象に残った本、時事的意見、専攻分野の知識、大学提示の課題など、(4)志望動機等=志望理由、入学意志の確認(第1志望が前提)、入学後の抱負、卒業後の希望進路など、の4項目に大別できるが、とりわけ志望理由と入学目的、将来の進路と計画、高校生活の状況などが重視される傾向にある。これらの質問・応答を通して、大学側は学問・研究や大学生活に対する意欲や資質、人物・人間性、将来性などを総合的に検証するわけである。

従って、生徒の指導に当たっては、ふだんから大学進学への理念や目的を明確にすると共に、それに対するふさわしい学習や活動を目ざす生活を確立する姿勢を身につけさせる必要がある。生徒自身のキャリアと個性の形成が、AO入試攻略の大きな原動力になる。

<学力に関する口頭試問>
AO入試における学力把握措置が明確化されて以来、基礎学力をみる口頭試問は私立大でも比重を増している。文系よりは理系でその比重が高く、学科・専攻関連の基礎学力(理系は英語・数学・理科が中心)を試問したり、簡単な実験作業を課したりするケースもある。これらの応答・作業を通して、受験者の素質、思考力、表現力、意欲などを多角的に把握しようとする。

そのため、ふだんの学習の中で、問題解決を論理的に思考し、第三者に分かりやすく説明できる能力を身につけるよう指導しておくことが不可欠になる。

そして、実際の面接ではマナーや言葉づかいなども重要な要素になる。ふだんの高校生活の中でも、こうした事柄に留意して生徒を育てることによって、生徒にAO面接への豊かな対応力を身につけさせることができるだろう。

AO・推薦入試エクストラ(メールマガジン)お申し込み

株式会社栄美通信編集部が、高等学校の先生方に必要であろうと思われる教育関連のニュースを簡潔にまとめ、AO入試年鑑、推薦入学年鑑の情報なども織り込み、隔週でお届けするメールマガジンです。進路指導や職員会議など、様々な用途にお役立ていただければ幸いです。

メルマガお申し込み