救急救命士とは病院に搬送中の患者に対して、医師の指示のもとに救命措置を施す。消防署をはじめ、救急医療センターなどで活躍する。主な救命措置には電気 ショックで心臓をマッサージする除細動器の使用、血圧が低下し静脈がしぼむのを防ぐ輸液点滴、肺に新鮮な空気を送る気道確保などがあるが、気管内挿管はで きない。患者に後遺症や障がいを与えないよう、迅速で正確な処置を施すことが必要になる。厚生労働大臣指定の専門学校などで2年以上学ぶと国家試験が受験で きる。