高校生活も終わり頃になってくると
就職、進学など人生に関わる選択を迫られます。

「夢はなに？」とか「将来はどんな風になりたい？」とか
聞かれたりする機会も増えると思います。

ですが、夢や将来は分からなくて当然で、
分かっている人、目指すものがすでに決まっている人は本当に幸せものだと思います。

僕も高校生のときには何になりたいとか全然分かりませんでした。

自分のなりたいものはその時々で変化し、色々挑戦したりする日々で
だんだん分かっていったような気がします。
こういうことするのは好きだけど、これは苦手とか。

僕の場合、高校を卒業して勉強があまり好きではなかったので
進学するつもりはなく、最初は美容師ではない職業につきました。
はじめて就いた仕事は人と接する機会があまりない仕事で
数ヶ月で面白くなくなり、辞めてしまいました。
ここで気付いたのが、淡々とこなす仕事は自分に向いてないということ。

そして、友人の誘いで美容室を興味本位で受け、採用が決まりました。
毎日たくさんの人がくる職場。おしゃれやセンスが必要とされる職場。
とにかく練習練習で、自分に技術が備わっていく感覚。
かっこいい先輩たち。
何もかもが初めての体験で、自分にとっては衝撃でした。
この衝撃こそが、今の自分の礎になっています。

最初から美容師になりたいと思っていたわけではなく、
偶然にも自分に合った、そして一生懸命になれる仕事に出会えました。

みなさんも、色々好奇心をもってチャレンジしてみてください。
いつどこから自分に合った、そして自分の夢となりうるものに出会えるか
分かりません。
じっとしていては見つかりません。動いてみてください。
最高の出会いが待ってるかもしれませんよ。