最近はどの業界も厳しいようですが、ご多分に漏れず
この業界もさらに厳しいです。
成り手が少なくなってきていることと、離職率が高いこと
などから、求人が無い訳ではないのですが条件はどれも
渋いものばかりです。
業界内で転職しようと思っても、よりよい雇用条件で
転職先を探してもまず見つからないだろうと思います。
もともと、保険診療はそれぞれの診療に単価が決まって
いますから、これが上がらない限り下請けである我々の
給料も上がり様がないわけです。
最近は据え置きというより、どんどん下がっていっている
状況です。

以前は金属加工の技術を生かした宝飾関係の仕事
があった様ですが、さすがに最近はそれもない様です。
というわけで、業界内で転職というよりスパッとこの仕事
を諦めて、全く無関係の他の仕事に就く人が多い様で
す。
技工士資格があってもそれがなかなかプラスになる訳では
ないようでつらいです。

介護業界も似たような状況らしく、離職率が高いそうで
すが、医療関係はどこも厳しいようです。
すべての国民が、低価格で必要最低限の医療を受けら
れることを目的とした国民皆保険制度というのは、そろ
そろ限界なのかもしれません。