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仕事のホンネ 現場に聞け!!
【テーマ】プロとは。。




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単純に「プロ」と言ったらその道でお金を稼いでいる人
の事を言うのだと思います。
で、これは僕の勝手な考え方なんですけど
「プロ」<「プロフェッショナル」
だと思ってます。
と言うかプロフェッショナルを約してプロなわけで
本来まったく同じ意味なんですけど
実際言葉に出して使うとなると
プロフェッショナルの方がなんとなく「重い」ような気がするんです。
例えば調理師の世界だと
プロは働いていてお金を稼ぐ全ての人で
プロフェッショナルは職人気質の人と
勝手に解釈してます。
で、この勝手な思い込みの「プロフェッショナル(職人)」と言うのは
常に立ち続けている人
だと僕は思います。
料理だけに限らず技術職と言うものは
その名のとおり技術を磨き、そしてその「仕事」を
お客様に提供します。
ただこの技術と言うものは
生涯「完成」することはないものだと僕は思っています。
もし完成するのであれば
それは自分で
「完成した」
と思った時なのだと思います。
「それ以上はない領域」に達し
もう向上する余地がない状態になった時こそが完成です。
ただ技術と言うものは成長が見えなくなった時が
本当のスタートだと僕は常々思っています。
「記憶」と言うものは知識系と技術系の2系統に分かれるといいます。
例えば記憶健忘症(記憶喪失)になると
思い出せなく(思い出しづらく)なるのは知識系の記憶です。
言語は技術系の記憶と言われているので忘れることはありません。
「体で覚える」と良く言います。
これは初めは知識系の記憶だったものを反復することで
技術系の記憶にしてしまう事です。
そして身についた(技術系にシフトした)時から
僕は本当の向上が始まるのだと思います。
もう成長が見えなくても、それでもなお高みを目指し
本当に小さな事をコツコツ積み重ね
そして常にもっと良くなるために思案する。
長いスパンで見るとこういう小さな小さな積み重ねが
向上をもたらしてくれるのです。
そして厄介な事にこういった技術は少しでも休んでしまうと
勘がすぐに鈍ります。
取り戻すのに休んだ時間以上必要になったりもします。
例えばテレビにばっかり出てる料理人は
厨房に立つことも少なくそういった面では
プロフェッショナルとは程遠い存在だと良く思います。
まータレントのプロではあるのでしょうが・・
とにかく、常に厨房(現場)に立ち向上を目指し続けて
長年かけて積み上げてきた人の事を
本当の職人(プロフェッショナル)と呼ぶのだと僕は思います。
僕もそうありたいし、そうなっていきたい思っています。



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ブログタイトル 極上!イタリやーーん!!
イタリア料理屋で働くコックの生態そして独り言。。

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