1. エイビ進学ナビTOP
  2. >仕事のホンネ 現場に聞け!
仕事のホンネ 現場に聞け!!
【テーマ】この仕事(または会社)を選んだ理由 その2

私の希望は「外資系企業で人事の仕事に就くこと」でした。でも新卒の時点でその希望をかなえることはとても難しいように思っていました。何故なら当時の文科系男子への求人は「まずは営業職」だからです。日本企業ではジョブ・ローテーションといって幾つかの職種を経験させながら適性を見る社員育成方法を取ることが多いですが、その場合もスタートは「まずは現場」ということで営業です。私も就活ではさんざ苦労した(苦笑)結果、某外資系企業の営業職で採用内定をいただきました。希望を半分だけかなえたことになります。ところが・・・ 

或る日のことです。私の自宅に大学の同期から電話がかかってきました。もちろん当時(29年前)は携帯電話などありませんので、まずは母が取り次いでくれ、自室でくつろいでいた私に知らせてくれました。「何の用事だろう?」と思って電話に出てみると・・・、彼の所属するゼミのゼミ室に或る外資系の企業の人事のOBが訪れ、「外資系企業の人事で働きたい、と思っている学生は居ないか?」と求人活動に来られたのだそうです。彼は私が「外資系企業の人事」を第一希望としていることを知っており、自分は日本の大手有名企業から内定を貰っていてそれを受けるつもりでいてそのOBの方のお誘いを受けるつもりはなかったので、わざわざ私にその求人を知らせてくれたというわけです。いやぁー、やはり持つべきものは友人ですねぇー。このブログでも何度か書いていますが、これが人脈作りの重要さの所以です。 

私はゼミこそ別でしたが、このチャンスを逃す手はないと思い、その会社を受験することにしました。おかげさまで一次面接とSPI試験と簡単な小論文は通り、二次面接へ。二次面接の面接官は当時のその会社の人事部長さん(後にこの方はこの会社で副社長になりました)でしたが、たまたまこの方がアメリカに留学されていた時の研究テーマと私が大学三年の時のゼミの研究テーマが同じクリス・アージリスの「組織とパーソナリティー」だったのです!そんな偶然もあってか、幸いにもこの会社に入社することができ、私は新卒の段階で「外資系の人事」の仕事に就くことができたのでした。 

このように外資系企業では日系企業と異なって職種別採用を行なっています。とはいえ営業職以外の求人数は極めて少ないですが、それでも日系企業よりは希望の職種に就けるチャンスは多いのではないか?!と思っています。是非皆さんの進路選びの参考にしてください。 

※このページは過去に掲載されたブログ記事を再掲載しています。
記事の前後のつながりや、他ページへのリンクが省かれている場合がありますのでご了承ください。
また、各記事には主観的な評価情報、時間の経過による変化、伝聞情報が含まれ、
現在の状況と相違する場合がありますのでご注意ください。

ブログ紹介
ブログタイトル 「外資系で働こう♪」
外資系の職場ってどんなとこ?そんな疑問にお答えします!

資料請求でプレゼント!

教職員のための情報メルマガ

高校教諭の方へ無料でお届けする教育関連に特化したメルマガ、総合型・学校推薦型選抜エクストラ

進学情報誌紹介

  • 進学浪漫
  • プロ道
  • 看護・医療系データファイル
  • AO入試年鑑
  • 推薦入学年鑑

AO入試年鑑、推薦入学年鑑、
看護・医療系データファイル(全国版)、
大学・短大大図鑑、
専門学校進学ガイド

ご購入・お申し込みはこちら