昨日電車に乗ってお墓参りに行って来たんですが、リクルートスーツを来た
若い女の子が沢山いました。就活ですよね。
どことなく元気がなく写りました。そりゃこんな御時勢に就活なんて酷だと思います。

高校を卒業する子達も、進学、就職と決して他人事ではないですよね。
僕なんかが言うのは、凄く恐縮なんですが。。。

戦後の日本がドタバタしてて経済が大変な時期と、今の経済が大変な時期
ちょっと種類が違うと思うんです。

ウチの親父から当時の話を聞かされてましたが、好きな仕事なんか就くとか
そういう次元でなくて、食べていける職種を選ぶ。好きな事は安定してから
趣味でやっていけば良いみたいな。

でもね、今の時代はこれが逆でも良いと思うんですよ。
食えるか食えないかはまずは考えない。釣りが好きなら、釣りのプロになるまで
頑張る。そしてお金を得る手段はプロになってから考えるみたいな。

若い時からお金ありきで行動すると、特に今の時代ロクな事ないですよ。
自分殺しても殺さなくても、収入に大差ないんだから。
僕だってこんな音楽業界の不況の中で、不安はありますよ。

でもさ、シンドイのはどの業種も一緒だと思っていて。
活路は突き抜ける存在になるしか無いと思うんですよ、色んな意味で。
だから若い子には器用に生きるより、いびつでも良いから
一つの事を長く突き詰めて生きてもらいたいなって思います。