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仕事のホンネ 現場に聞け!!
【テーマ】あなたの性格と仕事に向いている性格は?

本日のテーマの中には「性格」という言葉が入っています。私もそれにならって性格という言葉を使いますが、この記事の文中で言う「性格」とは「行動特性」とか「志向」という言葉に読み替えてください。 

一口に性格と言ってもいろいろな側面があると思いますが、今の仕事に密接な関係があると思われる私の性格は「人が好き」ということです。ここで言う「人が好き」とは、ダレとでも仲良くなれる、といったようなポジティブな意味とは少し違います。「『人に関わる事』が好き」といった意味合いで、例えば「人を観察する」のが好きです。電車に乗っていると、ついつい他の乗客の行動を「観察」してしまい、さらにはその行動を取った理由や背景まで「想像」してしまいます(苦笑)。あまり趣味が良くありませんね。^^ゞ

でもこういった「性格」が私の仕事には活かされている気がします。私の仕事はこのブログの分類で言えば「外資系スタッフ」ですが、さらに細かく職種を言えば「人事」の仕事をしています。人事の仕事をしていく上で、よくいろいろな社員の人と話しをすることがあるのですが、例えば会社に対する不満を口にしている場合、それが(事実ではあるにせよ)「真実」なのかどうかを見極めることは非常に重要です。もしその人が上司からの評価や会社の給与制度に不満を持っている、と言っていたとしても、それは嘘ではないにせよ必ずしも訴えたいことの本質であるとは限らないのです。ひょっとしたらこの人の不満の本質は「自分の給料の額そのもの」なのかもしれません。だとすると、幾ら上司の評価が適切であり、給与の制度が分かりやすいものに改訂されたとしてもこの人の不満は解消されません。この人は自分の給料に満足はしていないものの、「自分の給料は低過ぎるからもっと上げてくれ」と言うのは恥ずかしくてためらうがあるのでしょう。人は時としてこのように自分の不満の本質をはっきりと口に出して表すとは限らないのです。 

こんな場面に遭遇した場合、私の人間観察好きな性格は役に立ちます。人をじっくり観察していると、どこかに「本当に言いたいことに気付いて欲しい」というサインを送っているものです。それも自分では口に出しづらいわけですから、相手がそれに気付いてくれるととても嬉しいものです。しかもそれが問題解決の本質に繋がるわけですから、「気付いて欲しい」サインを見落とさないことはとても大事なことです。


では「人好き」ではないと人事の仕事には向かないか?と言うとそうでもないのです。人事の役割の中で重要なものの一つに給与計算があります。皆さんのお給料や税金を一円単位で正しく計算し、しかも必ず決まった給料日(だいたい毎月25日)に振り込むためには、「人好き」というよりも「数字好き」でなければ務まりません。極端な話し、仕事の上で他の人と会話をすることが無くても成り立ってしまう仕事です。 

ということで今回の結論!結局、仕事にはいろいろな側面があるのでどんな性格であっても全く向かない、ということはないのではないでしょうか?!性格よりもむしろ大事なのは「その仕事が好きになれるかどうか」である気がします。

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ブログ紹介
ブログタイトル 「外資系で働こう♪」
外資系の職場ってどんなとこ?そんな疑問にお答えします!

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