自分の働く業界の裏話

イラストレーター 職場の実態業界

今回は業界としての上下関係、
業界としての体質や傾向、
などについて書きたいと思います。

基本的にイラストレーターという職業は、
上下関係で言うと一番下、
一番末端になるのではないでしょうか。

例えば雑誌なんかにイラストを使ってもらう場合、
クライアント(スポンサー)が出版社にお金を出して、
エディター(編集者)が社内もしくは社外のグラフィックデザイナーにデザインを依頼、
エディターもしくはデザイナーからイラストレーターにイラストを発注する、
といった流れになります。

センスがない人間に「ああしてほしいこうしてほしい」
などと言われると、正直苛々する事もありますが、
お金をもらっている仕事なので仕方がありません。
イラストレーターはアーティストではありませんからね。

業界としての体質や傾向と言うと、
お客さんは出版やマスコミ業界になるので、
雑誌なんかに自分が描いたイラストが使われると嬉しいものですし、
華やかな世界と関わりがないわけではありませんが、
仕事内容自体はかなり孤独で地味な仕事であります。
机やパソコンに向かって一人で黙々と描いているだけですから。

富や名声、高収入を望む人間は向いていないかもしれませんね。
ただ絵を描くのが好き！絵を描いてお金をもらえるなんて最高！
という人は仕事が苦にならないし、向いているかもしれません。

と、裏話に関しては全く触れませんでしたが、
というか、特に裏話などありません。
あっても書けませんし。
他社に漏れてはいけない極秘の製品情報を知りうる事ができる、
といった感じの事ぐらいでしょう。

百犬庵 妖怪絵師兼イラストレーター、犬一の日記。