【テーマ】同じ業界（職業）をめざす人へのアドバイス

新聞記者、雑誌記者 ノウハウ業界

タイトル　＜空想癖＞


ライターとして必要な技能。
筆力、知識、コミュニケーション能力・・。
いろいろあるけれど、やっぱり、第一に必要なのは「空想する力」だと思う。

こまきには、小さな頃より「空想癖」があった。
日常生活、どんなシーンにおいても空想する毎日だったのだけど、
メインになっていたのは寝る前。
布団の中で、今日あったことやテレビで見たことを思い出しては、
「こうしていたら周りの人はどう反応しただろう？」
「ここがこうだったらおもしろかったのかな？」
と空想するのが、就寝儀式となっていた。
すると、たくさんの空想シーンに囲まれながら眠りにつくことになり、
必然的に、夢を見る率も人よりかなり高かった。
突拍子もない夢も良く見た。
そして目覚めた時、すぐに夢の世界を振り返る。
覚えている夢のシーンでおもしろい部分は書きとめる・・という行動も、
小学生の頃からはじまっていた。

「空想癖」は、ライターの原動力になる部分だと感じている。
多方面にアンテナを伸ばすこと、
客観的に自分を見つめること、
ひとつの出来事に、数多くの意見を述べられること、
すべて、空想する力が大きく関わっているのだから。

「空想癖」とは、決して「あの時ああしていれば・・」的なネガティブ思考の事ではない。
あくまでも、「あの道を選択していればこうなったのだろうか？それともこう？」
と思いをめぐらし、自分の中に全く別の世界を作り上げる事なのだ。

ライターを目指す方へ。
「空想」をはじめてみましょう。
自分の中に、どれだけの世界を作り上げられるかが、
ライターの礎となると言っても、過言ではないのですから。

ママのものかき本舗 私らしくＳＯＨＯを楽しむ日常つづり